高校時代にパチンコ依存症になったことがある。学校に行かずに
毎日、駅前のパチンコ屋に入り浸っていた。友人のNと駅前の踏み切り
の前で待ち合わせて2人で行った。ある時、待ち合わせ時間になっても
Nが来ない。仕方がないので、1人で行った。社会人になってからNから
「登校時にいつも踏切前で山田が待っていてパチンコに誘われたが、
あまり毎日なのでさすがにヤバイと思って別の道を通ることにした」と
言われた。当然、成績は下落一方で、大学にも落ちた。浪人するように
なってからは憑き物が落ちるように止められた。
それから、25年位していなかった。博多に転勤中、飲んだ帰りにたまたま
入った店で「黄門ちゃま」という台を打った。確率変動などの意味が分からず、
どこまでも球が出続けてビックリした。20万円ぐらい儲かったかな。それから
ちょくちょく、仕事帰り(あるいは仕事中に)にやり始めたがそれほど
夢中にはならなかった。
定年後の今も、月に1回ぐらい気の向いたときにパチンコ屋に行く。
リングとか仮面ライダーとかがお気に入り。やっても3万円まで。多く持っていくと
全部使ってしまうので、3万円以上は財布に入れていかない。今でも、ギャンブルでは
自分に歯止めがかからないのを自覚しているから。パチンコ依存症になる人の気持ちは
分かるな。頭では駄目だと思っていても体が言うことを効かないんだよね。
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