



歩いてきた道はまっすぐではない
二股に分かれたときもある
しかし、どんなに険しくても掻き分け進む
そして振り返る
そんなもんだ 人生は
吠える
怖がり屋さんの犬は「吠える」そのことで 相手を威嚇して追い払う
そのようなことは本来意味がない
昔は自分も存在感を出すために吠え続けていたのだろう
吠えるためには 結果を出すしかない
「勝たせる」ことが手っ取り早かった
静脈が破れ身体中の血液を半分以上流し 生死を彷徨うこと2度
そこから 立ち上がれた
二度とレッスンはできないだろう と 自分もほかの人も思っていたに違いない
再度テニスができるところまで回復してきた
ありがたいことだ
もう「吠える」ことに意味を持たなくなった
怖がり、怯え 自己を守ろうと吠え続けることに意味を持たないことがわかったからだ
自信のなさを「吠え」という動作で埋めようとしても、世間はお見通しだ
自信のない仕事をしても 自信のないひ弱な仕事でしかない
確信も無ければ、ただやっているだけ
過去の自分を振りかえずにの「吠え」は負け犬の遠吠え
吠えて、吠えて
ようやくわかる
意味のなさに
大切なことは 自分に大きな土台を作り構えることだ
何があろうと「どんとこい」と 受け止めれる度量
ぶれない、揺るがない 信念を持つ
そんな 新年を迎えた