以前の会社があった建物に一部が今でもある
ガラクタが入っ散る
施設に入っている母親名義
その建物の机の引き出しから 1991年に借りた住宅金融公庫の証書が出てきた
結婚当時実家の横にいた住人が突如姿を消す
残った建物を買い取り住んでいた
1991年改装したときの費用だ
570万
その10年後 農協から借りてすべて返済した証書だ
たしかその時借りたのは640万
当時すでに会社はなく、テニスで食っていた初年度くらいだ
借りて2年後に会社は閉鎖と同時に離婚
家族はバラバラ 残ったのは家と借金だった
その後 アウトドアのコートを借りた
このときも一年で100日は使えなかった
雪や雨
それから縁あって今の所の倉庫を借りた
改装費用で1300万政策金融公庫で10年返済
これで済むわけがない
マルケイ融資やらカードローンやら相当借りた
結局2000万くらい使った
インドアに移ってからも 金融機関から 政府機関から 修繕費用や運転資金を借りた
多分 住宅金融公庫の借り換えを足すと3000万近かったはず
これが 昨年全て終わった
よくやったと思う 自分を褒めたい
そう 一番下の娘にSMSを送った
改修した家なんて 大失敗で大工と喧嘩して中途半端な状態で引き上げやがった
離婚 会社閉鎖 みんな知らん顔で出ていった
すべて自分背背負った 自分で処理した
無理なところは亡くなった親父に借りた300万
返さずに済んだ
総額は もうわからない
わかっているのは 2000万は10数年で完済したということ
酒だけが楽しみだった
その酒も今は飲めないが不思議だ
返済した年に吐血 死に目にあった ということ
生き返ったときに 借金がなくなっていたということ
こんな生活に今戸惑ってる
通帳にお金が残ってるんだよ
何十年も見たことがない 10万円台に数字が残ってる
この証書見て振り返った瞬間に
「もういいよな よくやったな ゆっくりしようぜ」
と もう一人の自分が頭の中で話しかけてきた
「うん そうだね しばらく休憩するわ」
そう答えたんだ。
で、今の仕事は委託した
しかし、おいらのこと おとなしくしてねぇだろうなと 推測する 自分に笑笑
昨日も書いたが 一歩踏み出してると気がついたときにはスタート地点からかなり遠くに来てるってこと
息絶えるまで 止まらないかもね
take a step