初めて試合に出た時に、日本一や世界一になろうと思っただろうか?
試合というものを経験して勝ち上がっていくと「優勝したい」「あの子に勝ちたい」とかいろんな考えが溢れてくる。
スランプに陥った時、「なんでうまくいかないんだろう?」「どうすれば勝てるんだろう?」と悩んだりする。
しかし、最初は何にも考えていなかったはずではないだろうか?
単に、テニスを楽しんだのではないだろうか?
サポートするご両親も「この子が楽しんでやるならいいんじゃ!」と最初は思ったんじゃないだろうか?
自分の子供が勝ちだすと「あの子に勝って!」「なんであそこで失敗するの」とか
いろんなものを身体にまとわりつかせてつんじゃないだろうか?
オイラもそうだった
娘の試合を見ていて「モゥっ!」と言った時だった、横にいた 小さい女の子がこう言った
「おじちゃん みんな失敗しようと思ってやってないよ!」って
その時はっとした。
「頑張ってるんだ。それでいいじゃないか。」
戦ってる本人が聞いてきた時に対応すればいいんだ、こっちから伝えなくていいんだ。と
気持ちがストレッチされた気分でした。