やまなみ

長野県の自死遺族による自助グループ

年に6回奇数月の土曜日に分かち合い

偶数月に「やまなみ通信」を発行

質問にお答えします

2009年10月26日 | おしらせ
* 入会する条件はありますか?

 ーご家族で自死をされた方がおられること、
   そして「支え合い、分ち合いに参加したい」
   というお気持ちがあり、「分ち合いのルール」に従って
   くださる方なら、どなたでも加わっていただけます。
  「入会」などという堅苦しいものではありません。
  「つながること」「支え合うこと」が、やまなみの目的です。

* 入会金はありますか?

 ー無料です。集いのある時のみ、500円の会費を徴収いたします。
  茶菓代、部屋代などに使われます。
  

* 「分ち合い」には、毎回出ないといけないのですか?

 ーその時1度だけでもけっこうです。
  あなたを拘束するものは、何もありません。

* 名前や住所を聞かれるのですか?

 ーお名前や、なくされたご家族との関係はお聞きしますが、
  匿名でも受け付けます。
  ご住所、お電話番号、メールアドレスなどは、
  それぞれにお任せします。

* 自死遺族の分ち合いには出たことがないので、
  どんな雰囲気か分かりません。

 ー未経験の方がほとんどです。
  世話人たちでさえ、経験はまだわずかです。
  なにしろ、11月が「やまなみ」の初会合ですから。
  しかし、同じような痛みを抱えた者たちだからこそ、
  理解し合えることがあります。
  話さずに、聞くだけでもけっこうです。
  発言を強制されることはありません。
  黙って聞くことも、りっぱな参加です。
  途中から来られても入室できますし、
  おつらければ、途中で退席されてもけっこうです。


* 世話人の皆さんは、どんな方々ですか?

 ー現役で働いている者もいれば、引退した者もいます。
  主婦もおります。年齢は40代以上で、
  夫婦で関わっている者もおります。
  長野県の各地に点在しています。
  主に、北信と中信地域です。
  全員がボランティアです。
  共通点は、大事な家族を自死によって失ったということです。
  世話人に加わって下さる方がおられるなら、お申し出ください。

* 世話人の仕事は、どんなことですか?

 ー分ち合いの司会、会計、お茶係、広報(このブログの管理も)
  などです。

* 世話人会はいつ集まりますか?

 ー例会の後で打ち合わせをします。
  例会は、2か月に一度の割合ですから、
  電話やメールでの連絡が主になります。

* 他にも、このような自死遺族の分ち合いはありますか?

 ー日本の各地に20ほどの自助グループ(当事者会、本人の会)
  があります。これから、しだいに増えて行くでしょう。
  「全国自死遺族連絡会」という組織もあります。
  http://ainokaisendai.web.fc2.com/renrakukai.html

  また、長野県の精神保健センター(長野市若里)で、
  保健師さんが司会をする「あすなろの会」という
  自死遺族グループの分かち合いが毎月第2土曜日に
  開かれています。

  自分に合った集いを探してみて下さい。

* 自死者を生まないための働きかけも、会として行うのですか?
  
  会の目的はあくまで「分かち合いにより各個人の気持ちを
  軽くする」ことにあります。
  参加者によっては、これ以上自死者を生まない社会にするため、
  若者にとって就職もできず、結婚もできない生きにくい社会、
  中高年者の失業を生む社会などを改革すべく、国、県の行政、
  マスコミなどに働きかけることを考えるかもしれませんが、
  全国自死遺族連絡会に個人的に参加して、訴えていただくこと
  も一方法であると思います。


  他にもご質問があれば、ぜひお書き込みください。
  このページは、皆さんで作り上げるものです。
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