やまなみ

長野県の自死遺族による自助グループ

年に6回奇数月の土曜日に分かち合い

偶数月に「やまなみ通信」を発行

サポートグループの力

2010年07月15日 | おしらせ
自死遺族のサポートグループの効果をよく表している文章を紹介します。

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サポートグループの集まりは、遺された人々がお互いに

「あなたのお話を聞かせてください」と促しあう

安全で安心な場である。

初めのうちは話をするところまでいかなくても、

だた座ってほかの人が話すのを聞いているだけでも役に立つ。


人の話に耳を傾けることで慰められる。

つらいかもしれないけれど、

他の人が愛する者を自死で亡くした体験を聞くことは、

私たちに接点を与えてくれる。

私たちはひとりではないことを、

私たちの喪失をわがものとして理解してくれる人がいることを

教えてくれる。

さらに、ほかの人の喪失の話に共感することで、

彼らの癒しの物語にも共感できる。

彼らが今、生き生きと体験を語っている事実、

それは私たちにも、生き抜き、

いやされる希望を与えてくれるのだ。



「あなたをひとりで逝かせたくなかった」(アルバート・ヒュー著)より



私たち「やまなみ」も、このような場を作ろうと努力しています。
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