阪神高速「逃げ得許さん」ETC突破防止に新システム、不正車データベース化し監視
高速道路のETC(ノンストップ料金収受システム)を強行突破する車が急増していることを受け、阪神高速道路会社(大阪市)は不正通行車両のナンバーをデータベース化し、料金請求や警察への通報対象車両を自動的に選び出す「不正通行車両監視システム」を開発、近く運用を開始する。料金所の監視カメラも順次、運転者を特定できるように高性能化を進めており、阪神高速は「きちんと払っているドライバーのためにも逃げ得は許さない」としている。
阪神高速が開発した監視システムは、不正通行の日時と料金所の名前、車両のナンバー、証拠写真などの情報を一元管理。不正通行の常習者に対し料金を督促する際、これまで手作業で行ってきた照合作業が自動で行われる。
今年度内の運用を目指して準備を進めており、同種のシステムの開発は、全国の高速道路会社で初めてという。
運用開始後は、同一車両による不正通行回数が瞬時に判明。常習犯をピックアップし、料金督促や警察への通報に役立てるほか、軽自動車など通行料金が安く設定されたETC車載機を大型車両に乗せ替える不正も簡単に見抜くことができるようになる。
また、従来の監視カメラでは画像が不鮮明だったため、不正通行車両の所有者に料金を督促しても「身に覚えがない」「車を貸していた」などと言い逃れられるケースがあった。
阪神高速はこうした「言い逃れ」を防ぐため、ドライバーを完全に特定できるよう、料金所の監視カメラの高性能化をすでに開始。来春までに、全133料金所のうち120料金所で切り替える予定だ。
一方、不正通行の4割を占める「うっかりミス」の撲滅にも力を入れる。ETCカードの挿し忘れや期限切れを防ぐため、料金所の手前で車載機を通じてカードの未挿入を知らせるアンテナの設置を進めるという。
阪神高速によると、不正通行はETCの普及に伴い急増。平成15年度は約16万台だったのが、16年度は28万台、17年度は30万台になった。18年度はやや減少傾向にあるものの、月2万~3万台のペースで推移しているという。
このうち、故意の強行突破がほぼ半分を占め、4割がETCカードの未挿入などの「過失」とみられる。すべての被害額は通行料金だけで年間約2億円に上っており、阪神高速も料金所での監視活動を実施するなどしてきたが、対策の強化に迫られていた。
今年8月25日には、秋田県でETCを強行突破したドライバーが道路整備特別措置法違反容疑で初めて逮捕されており、阪神高速は「悪質なドライバーに対しては、警察への通報を含め、厳しく対応したい」と法的措置も辞さない構えを見せている。
(2006/10/31 7:44)
大型車へのETCの載換えや強行突破なんざ構想段階で判ってたろうに。
ナンバーの読み取りは現状でも出来てるんだから、うむをいわさずダイレクトに車両所有者へ請求できる仕組みにすりゃ良いのに。
レンタカーはどうすんだって話はあるじゃろうが、現状の駐車違反だって客から念書取るとかで対応してるんだから、何とかなるじゃろう。
うっかりミスの防止は大事じゃな。
でも俺みたいにビープ音しかでない安ETC使ってると、事前に警告が鳴っても即座に意味が把握できないんだよぁ。
高速道路のETC(ノンストップ料金収受システム)を強行突破する車が急増していることを受け、阪神高速道路会社(大阪市)は不正通行車両のナンバーをデータベース化し、料金請求や警察への通報対象車両を自動的に選び出す「不正通行車両監視システム」を開発、近く運用を開始する。料金所の監視カメラも順次、運転者を特定できるように高性能化を進めており、阪神高速は「きちんと払っているドライバーのためにも逃げ得は許さない」としている。
阪神高速が開発した監視システムは、不正通行の日時と料金所の名前、車両のナンバー、証拠写真などの情報を一元管理。不正通行の常習者に対し料金を督促する際、これまで手作業で行ってきた照合作業が自動で行われる。
今年度内の運用を目指して準備を進めており、同種のシステムの開発は、全国の高速道路会社で初めてという。
運用開始後は、同一車両による不正通行回数が瞬時に判明。常習犯をピックアップし、料金督促や警察への通報に役立てるほか、軽自動車など通行料金が安く設定されたETC車載機を大型車両に乗せ替える不正も簡単に見抜くことができるようになる。
また、従来の監視カメラでは画像が不鮮明だったため、不正通行車両の所有者に料金を督促しても「身に覚えがない」「車を貸していた」などと言い逃れられるケースがあった。
阪神高速はこうした「言い逃れ」を防ぐため、ドライバーを完全に特定できるよう、料金所の監視カメラの高性能化をすでに開始。来春までに、全133料金所のうち120料金所で切り替える予定だ。
一方、不正通行の4割を占める「うっかりミス」の撲滅にも力を入れる。ETCカードの挿し忘れや期限切れを防ぐため、料金所の手前で車載機を通じてカードの未挿入を知らせるアンテナの設置を進めるという。
阪神高速によると、不正通行はETCの普及に伴い急増。平成15年度は約16万台だったのが、16年度は28万台、17年度は30万台になった。18年度はやや減少傾向にあるものの、月2万~3万台のペースで推移しているという。
このうち、故意の強行突破がほぼ半分を占め、4割がETCカードの未挿入などの「過失」とみられる。すべての被害額は通行料金だけで年間約2億円に上っており、阪神高速も料金所での監視活動を実施するなどしてきたが、対策の強化に迫られていた。
今年8月25日には、秋田県でETCを強行突破したドライバーが道路整備特別措置法違反容疑で初めて逮捕されており、阪神高速は「悪質なドライバーに対しては、警察への通報を含め、厳しく対応したい」と法的措置も辞さない構えを見せている。
(2006/10/31 7:44)
大型車へのETCの載換えや強行突破なんざ構想段階で判ってたろうに。
ナンバーの読み取りは現状でも出来てるんだから、うむをいわさずダイレクトに車両所有者へ請求できる仕組みにすりゃ良いのに。
レンタカーはどうすんだって話はあるじゃろうが、現状の駐車違反だって客から念書取るとかで対応してるんだから、何とかなるじゃろう。
うっかりミスの防止は大事じゃな。
でも俺みたいにビープ音しかでない安ETC使ってると、事前に警告が鳴っても即座に意味が把握できないんだよぁ。
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