まあどうでもいいことなんじゃが、某レイソルスレで柏と松戸が言い合いになってます。
んでその中で両者の歴史含め興味深い書き込みがあったのでコピペしてみました。
長文です。
松戸vs.柏関係・・・新旧「東葛の盟主」のせめぎあい
東葛のなかで、松戸は一番歴史の古い都市で、長年、東葛の盟主であり続けました。松戸が江戸期以来、水戸街道の宿場町として栄えたのに対し、柏は昭和30年代まで、草深い「ど田舎」でした。
松戸から見れば、柏は都市としては新参者です。現在も、松戸が東葛のなかで一番人口が多く、政治力も一番強く、千葉県や国の政府機関の多くが松戸に位置しています。
ところが、1980年代以降、「時代の風」が松戸から柏に向かって吹き続けている。
商業・経済面をはじめ、文化やトレンドの面でも、柏がどんどん力をつけ、
松戸の力が相対的に弱まっている。
駅前の百貨店にしても、松戸が伊勢丹だけなのに対し、柏は高島屋、ステーションモール、
丸井、そごうがあり、売上規模はざっと3~4倍。
シティホテルにしても、柏市街地には大きいのが5つもあるのに松戸駅周辺には一つもない。
おまけに県の行政機関さえ柏に移動しつつある。
また、来年開通するTxにしても松戸の市域には松戸の市域にはかすりもしないのに、柏の北部は通り、新駅も二つできるから、格差がさらに開くことは必至・・・
最近では、柏が我孫子市、流山市、沼南町など、「松戸抜き」で周辺市町村を合併するこ
とにより、政治的にも「東葛の盟主」となろうとしているのは、松戸にとってもちろん面白
いわけがない。特に流山は、位置的に松戸と柏の中間に位置しており、松戸としては、
柏にとられる前に先手をとって流山と合併してしまおう、或いはすぐに合併できないまで
も、柏が周辺都市と合併するのを防ごう、という政治的動きがあるようです。
一方柏としては、あくまで柏中心、松戸抜きの市町村合併を考え、松戸を大変警戒して
いるようです。その最大の理由は、松戸が合併に絡んでくると人口比では松戸が最大にな
り、松戸の市議がたくさん送り込まれて松戸中心の利益誘導を行い、その結果柏一極集中
のシナリオが崩れるかもしれない、ということのようです。
歴史を振り返れば、松戸と柏の間には深い因縁があります。その最大のものは1954年、
柏が市に昇格した直後に起こった「小金戦争」。柏と松戸の間にあった小金(こがね)地区が、
当初の予定では柏市に編入されるはずだったのが、政治的な綱引きの末、結局その大部分
が松戸市に編入になり、柏は松戸に対して、末永く「小金の恨み」を抱くことになった・・・東
葛のリーダーシップをめぐる松戸と柏のせめぎあいは、まだ当分続きそうです。
松戸市(Matsudo):伝統ある「東葛の顔」、商都復活なるか?
松戸市は、東葛のなかで最も東京に近く、水戸街道の宿場町として古くから栄えた伝統ある都市です。
現在では東葛5市のなかで最大の人口(47万人、千葉県3位)を持ち、千葉地検、千葉地裁、千葉家裁の松戸支部、松戸公共職業安定所、松戸社会保険事務所など国の機関、東
葛飾支庁、東葛旅券事務所など千葉県の機関が立地する、東葛の「行政首都」でもあります。
また松戸は、小型モーターシェア世界一のマブチモーター、ドラッグストア大手マツモトキヨシ発祥の地で、両者とも松戸に本社があります。
今日の松戸市は、住宅都市としての色彩が強いです。市域を常磐線、新京成線、北総開発鉄道、武蔵野線が通り、駅の数は17と、東葛のなかでダントツの多さ。
これらは全て、東京への通勤電車です。常磐沿線の新松戸以南は概して庶民的な雰囲気ですが、新京成沿線の常盤平団地などは、落ち着いた雰囲気の近郊住宅地です。
但し、1980年代に東葛における商業覇権を柏に奪われて以降、都市・松戸の活力は低下しつつあります。
特に松戸駅はターミナル駅でありながら、駅前再開発に失敗して商業集積が思うように進まず、残念ながら人口50万近い都市の中心地とは思えないほどい、寂れてしまっています
。
近年では不況のため、優良店舗がどんどん撤退し、その跡地に風俗産業が入り込むなど、都市景観の劣化も否めません。
他方、既存住宅地では高齢化が進行中で、その上ファミリー層の人口減少も見られ、今後、市財政状況の悪化と、それに伴う住民サービスの低下も懸念されます。
今後、衰退都市に転落しないためには、松戸駅前の商業復活と、ファミリー層に選ばれる魅力ある街づくりが急務といえましょう。
柏市(Kashiwa): 日本有数の商業集積を誇る、「東葛の大都心」
柏市は、常磐線と東武野田線、国道6号線と16号線が交差する、交通の要衝です。その地の利を活かし、
都市再開発や大規模百貨店誘致合戦に成功した柏は、東葛最大のの「商都」に成長しました。
柏駅前の繁華街は地元や近隣地域のみならず遠方からも買物客、観光客(柏で遊ぶ人々)を集めています。
また商業発展に伴い、シティホテル、オフィスビルなど都市機能も充実し、「東葛エリアの都心」らしい風格も備えてきました。
柏は若者に人気があり、柏レイソルのサポーターやストリートミュージシャンなど、パワー溢れる若者文化の発信地となっています。
但し、これまでは成功をおさめてきた柏駅前商業も、クルマ社会到来によるロードサイド店舗へのシフト、Tx開業による買物客流出リスクなどの問題を抱え、新たなチャレンジ
が求められています。
ですが一方では、Txが市域北部を通るため、沿線の柏の葉地区には東大キャンパスや東葛テクノプラザを核とする、新しい街づくり拠点が徐々にできつつあります。柏の葉地区
と柏駅前という二大市街地を、どう有機的に結び付けられるか?
これが将来の柏市発展のカギを握るのは間違いありません。私はこれに注目しています。何だかんだ言っても、東葛全体の地盤沈下を食い止めるには、柏の発展がどうしても欠か
せませんから。
柏は駅前繁華街のイメージが強烈ですが、そこをちょっと離れると、それを微塵も感じさせないような、地味で静かな郊外住宅地に変貌します。
柏市民の多くはそんな住宅地に住み、地元の田舎っぽい商店街で日用品を買い、ちょっと気合の入った買い物の時に柏市街地に繰り出します。
柏の人口は現在33万人ですが、近く沼南町(5万人)と合併することにより、人口38万人の新しい柏市が誕生します。
ここまで書き込むのもたいしたもんだと思うが、俺にとってはまあ、どうでもいいなあ。
俺的には
松戸=松戸二郎
だし(^_^;)
あと、柏 vs. 松戸を、「大宮と浦和」や「横浜と川崎」に例えたりするカキコも有るけど、どう考えたって「磯子区と金沢区」くらいのスケールだと思うんじゃが、どうじゃろうなあ。
ちなみに松戸二郎店主の奥村さんは、ほんとは柏に出展したかったんだが良い物件が無くてしょうがないから松戸に出展したとの事。
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んでその中で両者の歴史含め興味深い書き込みがあったのでコピペしてみました。
長文です。
松戸vs.柏関係・・・新旧「東葛の盟主」のせめぎあい
東葛のなかで、松戸は一番歴史の古い都市で、長年、東葛の盟主であり続けました。松戸が江戸期以来、水戸街道の宿場町として栄えたのに対し、柏は昭和30年代まで、草深い「ど田舎」でした。
松戸から見れば、柏は都市としては新参者です。現在も、松戸が東葛のなかで一番人口が多く、政治力も一番強く、千葉県や国の政府機関の多くが松戸に位置しています。
ところが、1980年代以降、「時代の風」が松戸から柏に向かって吹き続けている。
商業・経済面をはじめ、文化やトレンドの面でも、柏がどんどん力をつけ、
松戸の力が相対的に弱まっている。
駅前の百貨店にしても、松戸が伊勢丹だけなのに対し、柏は高島屋、ステーションモール、
丸井、そごうがあり、売上規模はざっと3~4倍。
シティホテルにしても、柏市街地には大きいのが5つもあるのに松戸駅周辺には一つもない。
おまけに県の行政機関さえ柏に移動しつつある。
また、来年開通するTxにしても松戸の市域には松戸の市域にはかすりもしないのに、柏の北部は通り、新駅も二つできるから、格差がさらに開くことは必至・・・
最近では、柏が我孫子市、流山市、沼南町など、「松戸抜き」で周辺市町村を合併するこ
とにより、政治的にも「東葛の盟主」となろうとしているのは、松戸にとってもちろん面白
いわけがない。特に流山は、位置的に松戸と柏の中間に位置しており、松戸としては、
柏にとられる前に先手をとって流山と合併してしまおう、或いはすぐに合併できないまで
も、柏が周辺都市と合併するのを防ごう、という政治的動きがあるようです。
一方柏としては、あくまで柏中心、松戸抜きの市町村合併を考え、松戸を大変警戒して
いるようです。その最大の理由は、松戸が合併に絡んでくると人口比では松戸が最大にな
り、松戸の市議がたくさん送り込まれて松戸中心の利益誘導を行い、その結果柏一極集中
のシナリオが崩れるかもしれない、ということのようです。
歴史を振り返れば、松戸と柏の間には深い因縁があります。その最大のものは1954年、
柏が市に昇格した直後に起こった「小金戦争」。柏と松戸の間にあった小金(こがね)地区が、
当初の予定では柏市に編入されるはずだったのが、政治的な綱引きの末、結局その大部分
が松戸市に編入になり、柏は松戸に対して、末永く「小金の恨み」を抱くことになった・・・東
葛のリーダーシップをめぐる松戸と柏のせめぎあいは、まだ当分続きそうです。
松戸市(Matsudo):伝統ある「東葛の顔」、商都復活なるか?
松戸市は、東葛のなかで最も東京に近く、水戸街道の宿場町として古くから栄えた伝統ある都市です。
現在では東葛5市のなかで最大の人口(47万人、千葉県3位)を持ち、千葉地検、千葉地裁、千葉家裁の松戸支部、松戸公共職業安定所、松戸社会保険事務所など国の機関、東
葛飾支庁、東葛旅券事務所など千葉県の機関が立地する、東葛の「行政首都」でもあります。
また松戸は、小型モーターシェア世界一のマブチモーター、ドラッグストア大手マツモトキヨシ発祥の地で、両者とも松戸に本社があります。
今日の松戸市は、住宅都市としての色彩が強いです。市域を常磐線、新京成線、北総開発鉄道、武蔵野線が通り、駅の数は17と、東葛のなかでダントツの多さ。
これらは全て、東京への通勤電車です。常磐沿線の新松戸以南は概して庶民的な雰囲気ですが、新京成沿線の常盤平団地などは、落ち着いた雰囲気の近郊住宅地です。
但し、1980年代に東葛における商業覇権を柏に奪われて以降、都市・松戸の活力は低下しつつあります。
特に松戸駅はターミナル駅でありながら、駅前再開発に失敗して商業集積が思うように進まず、残念ながら人口50万近い都市の中心地とは思えないほどい、寂れてしまっています
。
近年では不況のため、優良店舗がどんどん撤退し、その跡地に風俗産業が入り込むなど、都市景観の劣化も否めません。
他方、既存住宅地では高齢化が進行中で、その上ファミリー層の人口減少も見られ、今後、市財政状況の悪化と、それに伴う住民サービスの低下も懸念されます。
今後、衰退都市に転落しないためには、松戸駅前の商業復活と、ファミリー層に選ばれる魅力ある街づくりが急務といえましょう。
柏市(Kashiwa): 日本有数の商業集積を誇る、「東葛の大都心」
柏市は、常磐線と東武野田線、国道6号線と16号線が交差する、交通の要衝です。その地の利を活かし、
都市再開発や大規模百貨店誘致合戦に成功した柏は、東葛最大のの「商都」に成長しました。
柏駅前の繁華街は地元や近隣地域のみならず遠方からも買物客、観光客(柏で遊ぶ人々)を集めています。
また商業発展に伴い、シティホテル、オフィスビルなど都市機能も充実し、「東葛エリアの都心」らしい風格も備えてきました。
柏は若者に人気があり、柏レイソルのサポーターやストリートミュージシャンなど、パワー溢れる若者文化の発信地となっています。
但し、これまでは成功をおさめてきた柏駅前商業も、クルマ社会到来によるロードサイド店舗へのシフト、Tx開業による買物客流出リスクなどの問題を抱え、新たなチャレンジ
が求められています。
ですが一方では、Txが市域北部を通るため、沿線の柏の葉地区には東大キャンパスや東葛テクノプラザを核とする、新しい街づくり拠点が徐々にできつつあります。柏の葉地区
と柏駅前という二大市街地を、どう有機的に結び付けられるか?
これが将来の柏市発展のカギを握るのは間違いありません。私はこれに注目しています。何だかんだ言っても、東葛全体の地盤沈下を食い止めるには、柏の発展がどうしても欠か
せませんから。
柏は駅前繁華街のイメージが強烈ですが、そこをちょっと離れると、それを微塵も感じさせないような、地味で静かな郊外住宅地に変貌します。
柏市民の多くはそんな住宅地に住み、地元の田舎っぽい商店街で日用品を買い、ちょっと気合の入った買い物の時に柏市街地に繰り出します。
柏の人口は現在33万人ですが、近く沼南町(5万人)と合併することにより、人口38万人の新しい柏市が誕生します。
ここまで書き込むのもたいしたもんだと思うが、俺にとってはまあ、どうでもいいなあ。
俺的には
松戸=松戸二郎
だし(^_^;)
あと、柏 vs. 松戸を、「大宮と浦和」や「横浜と川崎」に例えたりするカキコも有るけど、どう考えたって「磯子区と金沢区」くらいのスケールだと思うんじゃが、どうじゃろうなあ。
ちなみに松戸二郎店主の奥村さんは、ほんとは柏に出展したかったんだが良い物件が無くてしょうがないから松戸に出展したとの事。
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