音楽携帯は“iPodキラー”にはならない
前記事、ほう、上等じゃんで話題にした、ビルゲイツおじさんの発言について、コラムが出てました。
多くの携帯電話メーカーが年内に音楽再生機能付き携帯を発売しようとしているが、AppleのiPodから音楽プレーヤー首位の座を奪うのは難しそうだ。
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)
ビル・ゲイツ氏が先日、Apple ComputerのiPodについて警告を放った。iPodの時代はほぼ終わった、と。
「Appleがいかに好調だとしても、iPodの成功が長期にわたって続くとは思えない」。Microsoftの会長はドイツの新聞にこう語り、次のように加えた。「Appleはかつて、Macintoshとグラフィックユーザーインタフェースで強力な地位を築いた。ちょうど現在のiPodのように。だがその後、この地位を失ってしまった」
では、何が「スティーブ・ジョブズ株式会社」をデジタル音楽の頂点から引きずり降ろすことになるのだろう? 今なら「携帯電話」という答えが返ってくる。昔ながらのムーアの法則によって、より多くの機能とメモリがより低価格で提供されるようになり、携帯電話は着実に機能を増し、可能性を広げている。
長いので勝手に要約
・Appleという強力なブランドを携帯電話は持っていない。
・iPodの優れたデザインと機能を携帯電話で凌駕するのは非常に困難。他社の単機能音楽プレーヤですらAppleに追いついていない。
・iTunesの様に「簡単に」PCからプレーヤへ音楽を転送できる機能を携帯電話は有していない。また、新しい端末を買った場合のデータの移行等の方法が確立していない。
・iTMSで確立した、1曲1ドルの価格設定に各キャリアは対抗できるのか?
んで、コラムは最後にこう結んでいます。
こうしたさまざまな疑問を考えると、ユーザーは携帯電話の音楽機能はクールだが特に便利ではないという結論を出すかもしれない。結局、iPodは既にかなり小型だ。単機能の端末が複合的な端末より明らかに使いやすいのなら、両方持ち歩けばいいだけの話だ。
最後に、あまりに多くのハイテク界の対戦が、「王者がその地位に甘んじている」という前提でハンディキャップが付けられているという事実がある ――インターネット業界で生き残りたければ王座に満足しきるなどあり得ない。携帯電話メーカーがその座を狙っているのにAppleがじっとしているわけがない。デジタル音楽でAppleがホームコンピューティングの競争に復帰する道が開かれた今となってはなおさらだ。iPodの後すぐにiPod MiniとiPod Shuffleが発売され、アップル本社周辺では常に「i」製品の噂がある。「iCellphone」の可能性がないと誰が言えるだろう。
読者がAppleファンならずとも、説得力のあるコラムと思うです。
まあ俺はAppleファンなので、ゲイツの鼻をあかしてやれぇ!と思うわけなのだが。
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多くの携帯電話メーカーが年内に音楽再生機能付き携帯を発売しようとしているが、AppleのiPodから音楽プレーヤー首位の座を奪うのは難しそうだ。
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ビル・ゲイツ氏が先日、Apple ComputerのiPodについて警告を放った。iPodの時代はほぼ終わった、と。
「Appleがいかに好調だとしても、iPodの成功が長期にわたって続くとは思えない」。Microsoftの会長はドイツの新聞にこう語り、次のように加えた。「Appleはかつて、Macintoshとグラフィックユーザーインタフェースで強力な地位を築いた。ちょうど現在のiPodのように。だがその後、この地位を失ってしまった」
では、何が「スティーブ・ジョブズ株式会社」をデジタル音楽の頂点から引きずり降ろすことになるのだろう? 今なら「携帯電話」という答えが返ってくる。昔ながらのムーアの法則によって、より多くの機能とメモリがより低価格で提供されるようになり、携帯電話は着実に機能を増し、可能性を広げている。
長いので勝手に要約
・Appleという強力なブランドを携帯電話は持っていない。
・iPodの優れたデザインと機能を携帯電話で凌駕するのは非常に困難。他社の単機能音楽プレーヤですらAppleに追いついていない。
・iTunesの様に「簡単に」PCからプレーヤへ音楽を転送できる機能を携帯電話は有していない。また、新しい端末を買った場合のデータの移行等の方法が確立していない。
・iTMSで確立した、1曲1ドルの価格設定に各キャリアは対抗できるのか?
んで、コラムは最後にこう結んでいます。
こうしたさまざまな疑問を考えると、ユーザーは携帯電話の音楽機能はクールだが特に便利ではないという結論を出すかもしれない。結局、iPodは既にかなり小型だ。単機能の端末が複合的な端末より明らかに使いやすいのなら、両方持ち歩けばいいだけの話だ。
最後に、あまりに多くのハイテク界の対戦が、「王者がその地位に甘んじている」という前提でハンディキャップが付けられているという事実がある ――インターネット業界で生き残りたければ王座に満足しきるなどあり得ない。携帯電話メーカーがその座を狙っているのにAppleがじっとしているわけがない。デジタル音楽でAppleがホームコンピューティングの競争に復帰する道が開かれた今となってはなおさらだ。iPodの後すぐにiPod MiniとiPod Shuffleが発売され、アップル本社周辺では常に「i」製品の噂がある。「iCellphone」の可能性がないと誰が言えるだろう。
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まあ俺はAppleファンなので、ゲイツの鼻をあかしてやれぇ!と思うわけなのだが。
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