ゆるゆるHappyDays   (イコ&きな子)

『きな子♀』12/9/7永眠
『イコ・より男・ラッキー♂』
『ミケ・さんちゃん♀』
よろしくね♪

在りし日の…

2012-11-26 10:04:24 | 日記
きなたん。

ねんねん。

めくってみよう!

やっぱりねんねーん。


こないだ、きな子の遺影を飾っていたら…

「何でこんなん飾るん、悲しくなるやん」と三男。


この三男、しばらくはきな子の話はでした。

「涙が出そうになるから大人になるまで(話は)しやへん!」と言ってました(そんなに?)


それでも最近は時々みんなできな子の話をできるようになりました。

『きな子よくここに座ってたなぁ』
『きな子はイコの事大好きやったなぁ』



きな子の写真は、
楽しい思い出を忘れないように飾るんよ。
いつまでも家族でいられるように飾るんよ。



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きな子はまるで雑巾のようにぼろぼろになって死んでしまいました。

苦しんで。苦しんで。

命を絞りきって死んでいきました。


先生はきな子の目と口を閉じて、タオルをかけてくれました。


12時間以内じゃないと効きめは望めないと言ってた薬…


「血栓と分かった時点で諦めるべきでしたか」と私。

「いや、私も何とか助けたかったです」と先生。


もうこの時はこれ以上は何も喋れませんでした。


キャリーbagに入ったきな子を見て三男は
「きな子もう大丈夫なん!」と。


「…きな子死んじゃった。かえろ。」と私。


ミニーちゃんはまだ三男のヒザの上に居ます。


先生は、三男にも、迎えに来たダンナにも、深々と頭を下げてくれました。


あと、
私はミニーちゃんにも感謝です。
もしミニーちゃんが三男のヒザに乗っていてくれなければ、私はきな子の断末魔の瞬間を三男に見せる事になっていました。

かわいいかわいい私達のきな子が、まるで悪魔に引きちぎられて連れて行かれるような瞬間を。



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きな子に会いたい。

時々、動画を見ようとするのですが、動画はまだ見れません。

淋しい。

スクラップブッキング

2012-11-23 23:09:22 | 日記
先日、友達と一緒に
美人の先生にスクラップブッキングを教えてもらいました

とっても楽しくとっても可愛くできました

写真は差し替えできます

きな子の遺影です。ちょっと派手かな(笑)



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「効かへんな…」という先生の言葉も、まるで夢の中で聞いてるようで…

5時半を過ぎた頃、
もうきな子はきな子でなく…私は三男を起こしに走りました


「きな子が苦しんでる!頑張ってってゆってあげて!」

心の中で、これ以上頑張れなんて!私は酷い奴だ!と思いました。


今まで「頑張れ」は愛のある言葉だと思っていました。
「頑張れ」を挨拶のように軽く使うこともある。

でも、あのきな子にこれ以上何を頑張れというのか!


三男起き上がり椅子に座るが寝ぼけている。

私はきな子のもとに走って戻る。

えづくきな子。
嘔吐。

さらにえづく。苦しさに裏返る。粘液に溺れそうになり先生に戻される。


「もう楽にしてあげた方が…」
初めて出る私の口から出たあきらめの言葉。


「いや、もう数分で…」と先生。

痙攣。
心臓マッサージ。


三男に、「早く!!きな子が!!」と叫ぶ。

「今ミニーちゃんがヒザに乗ってるから行かれへんねーん」と返事。

※ミニーちゃんとは病院の猫



そして
きな子の動きは止まってしまった。



お風呂にて

2012-11-12 10:42:04 | 日記
お湯を抜いています。

2012年2月26日。

この頃のイコちゃん、お風呂場の戸を開けたらすっとんで来てたなぁ。

何にでも興味津々でかわいかった(^^)


ぎゃお~!!( ̄□ ̄||)

それはやめて

どうやら鳥が居たようです…



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薬を30分かけて入れます。

私にとって希望に満ちた30分。



きっときな子の呼吸は落ち着き、痛がる様子もなくなっていくんだろうと思っていました。

でもやっぱりあまりの痛がりように、
「血栓ってどこがこんなに痛いんですか」
「全体的に」と。

つらい。

きな子の苦しむ姿を見ている時、怖くて怖くて…
こんなに怖い思いをするなら、もう猫なんて飼えないと思いました。


でも、もう少し。もう少しの辛抱。きな子、頑張れ!頑張れ!



点滴が全て入り、先生も見守る中、きな子の様子は変わらない。

…薬を増やすのは?

血栓を溶かす薬なので、これ以上増やすのは出血などの副作用があると。



きな子の痛みも私の気持ちも、急な坂道を転がるようで…もう何が起こっているのか気持ちがついていかない。

きな子の痛がる様子を見ていられないと、ダンナは帰り、三男も疲れて待ち合いの椅子に寝ました。


きな子の体に、原因を取り除く薬は入ってる。
あとは、奇跡でも何でもいいじゃない!

何できな子は苦しみ続けないといけないの?


原因が分からない時点で
きな子を違う病院へ移すべきだったんだろうか。


実は私、夕方4時頃に違う病院に電話で相談していました。
すごく親切に話を聞いてくれて、でもやっぱり実際診察してみないと分からないと。

この時は何かの中毒症状なのかとか、ウイルス性の病気なのかと思っていたので入院が長引くようならその病院へ連れて行くのもいいかなと思っていました。


先生が血栓の薬を取りに行ってくれた病院がたまたまこの病院だった事もあり、余計に、転院させるべきだったのかと悔やまれました。


ぎゅっ

2012-11-10 14:01:21 | 日記
2012年2月23日。

「離せぇぇっ」

と、言ってるのでしょうか。


三男の愛に溺れる(?)イコなのでした…



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三男もずっと一緒に病院に居ました。

明日学校やし、きな子は大丈夫やから帰り。とは言えなかった。

この時はきな子が死んでしまうなんて思ってなかったのに。



夜中12時半頃だったかな。
三男をきな子の傍に残し、私とダンナが別室に呼ばれました。

私はぼんやりと、安楽死でもすすめられるのかと思いました。

朝からの経過と検査結果。新しい情報はない。
ただ、一つ分かった事がありますと。
「血栓です」と。

…血栓!?何で今さら!?
血栓!?

話によると、
初めに言ってた通り3本足の麻痺という症状の出方、爪からの出血がある事、きな子の痛がらない様子、そして若い月齢から血栓とはイメージ出来なかったと。

でも、大腿部の脈がふれなくなったので血栓と判断すると。

ただ、血栓に効く薬を置いていない。違う種類の薬があるが、これでは効果が薄い上に再発率が高いと。


私は、今から電話をしてどこかの病院からもらって来てもいいか訪ねました。


最終的に先生自ら電話して取りにも行ってくれました。


先生を待ってる間の約1時間半、長いような短いような…


きな子!薬が見つかったよ!よく頑張ったね!ありがとう!もうすぐ痛いの治るょ!


薬到着。

血栓の薬は発症後12時間以内の投与が有効。
きな子はそれを過ぎている。
でも必ず効くと信じていました。

そこにマイナスな考えはありませんでした。

きな子の頑張りに感謝し、薬を取りに行ってくれた先生に感謝していました。


2012年5月21日

2012-11-09 08:49:20 | 日記
きな子が外を見ています。

そしてそれを見ているイコ。

まだきな子が来て2日目の1枚。

イコの方がきな子におっかなびっくりな時代です(^^)




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きな子と呼吸を合わせてみた。
早い。
こんなに早くちゃ吸っても吸っても苦しい。
体に酸素が行き渡らなくて指先が痺れてくる。

鳴きだしてからは動き回るきな子。
先生によると痛みで身の置き所がないんだろうと。

祈る事しかできない。
こんなに祈り続けたのはたぶん初めて。

「これは魔法の薬やねんで。きな子を元気にする魔法の薬やねんで。」と点滴自身(笑)ときな子と三男に語りかける。


眠らないきな子。

鳴きながら動き回るきな子。

苦しくてケージから這い出そうとするきな子。

押さえきれなくて危ないのであやまりながら閉める。

おさまったら開けてまた撫でる。

点滴の針を止めているテープを噛む。子供の指を噛む。爪をたてる。

小さな体で痛みに耐えるきな子。

痛がり暴れるきな子。


避妊手術をしたのがいけなかったのか、私が日頃だらしなく生きているからいけないのか?私のせいできな子が辛い目にあっているのか?何の因果できな子が?

色々思い巡らせながらきな子の痛みを代わってあげられない自分も恥ずかしく思っていました。
だって、きな子みたいにこんなに頑張れる自信ない。
こんなに苦しいならもういい。生きていたくないと、死んだ方が楽だと、私なら思うだろうと思いました。


一度きな子が眠りそうになった時がありました。
首が落ちてきて小刻みに揺れ出したからビックリして、さっきまでと様子が違う!と先生にすぐ電話しました。
(先生の自宅はすぐ隣)


診察時間が終わってからも先生は何度も見に来てくれました。
点滴がエラーになった時も電話で呼びました。


結局きな子は、眠さの限界でウトウトしだしただけみたいで…
そりゃそうだ。家に居る時は日中はほとんど寝て過ごしていたのに…

それからもきな子は眠れなかった。


両親にも祈った。
きな子はまだ赤ちゃんやから連れて行かんといて!


私の命を20年、きな子にあげるから!!
…いや、20年あげたら下手したら子供の成長もきな子の成長も見れなくなっちゃうな(私、現在40歳)それは困る!

だから10年!きな子に10年あげるから!だからきな子を助けて下さい!



でも

いつも私の祈りは届かない。


だから、今までで一番一生懸命祈ったのに。