女神になりたい主婦のブログ

お母さんヒス構文が面白い

先日の大学共通テストで、「お母さんヒス構文」が出てきた
と話題になったのを、ご存知でしょうか。

共通テストに関心がなければ、知らないと思いますが
ツイッターで話題になっていました。

お母さんヒス構文って何?

といいますと、お笑い芸人のラランドさんが言い出したもので
文字通り、お母さんがヒステリックにまくし立てる言葉で
相手に罪悪感を持たせたりするものです。

ユーチューブにそのネタがあるのですが、とても面白いです。

共通テストの現代文に出てきた「お母さんヒス構文」は
「お母さんなんて死ねばいいんでしょ、じゃあ死ぬよ」という感じのセリフだったと思います。

それと同じことをユーチューブで言っています。

高校生の受けるテストに、そのセリフ出さなくても…
と思いましたけど。

お母さんだって、本気でそんなことを言っているわけないのですが
言われた子供は、どんな気持ちになるか。

ちょっと考えればわかりそうなものを、そんなひどいこと言わなくてもいいのにね。


で、そのラランドのサーヤさんが言う、お母さんヒス構文が
ものすごくリアルなんですよ。

まあ、ちょっと大げさなところはありますが
概ね、そんなこと言いそうだなあという内容。

お母さんなんて…と卑下したり、
お母さんのせいだって言いたいんでしょ、とか
被害者ぶったり…。


ユーチューブが面白くて、笑いながら見ていたのですが
おかしいながらも、涙が出るような感じで。

それはなぜかと言うと、酷いことを日常的に言われ続けた
子供の辛さ、悲しみが、笑うことで昇華されるように感じたからです。

おそらく、サーヤさんがずっとお母さんから言われ続けて
とても嫌だったと思うのですが、それを面白おかしく紹介してるんですよ。

ユーチューブを見ながら、私の娘は、ただただ面白いと笑っていましたが
私は胸の痛みを感じながら、笑い、辛い気持ちが癒されました。

はあ〜、嫌で辛かったことも、こうやって笑っちゃえば良いんだなあ。

サーヤさん、すごいなあ。
こんな形で、マイナスをプラスに変えるなんて。


お母さんヒス構文で、私は友人から昔に聞いた話を思い出しました。

彼女がまだ小学生のころ。

母の日に、お母さんにエプロンをプレゼントしました。

自分のお小遣いで、自分で買って。

お母さんは、いつもエプロンをして料理してくれてるから、喜んでくれると思って。

そしたら、お母さんに言われたのは
「私にもっと料理しろってこと?」

ありがとうなんて言葉はなく、キレられるという

彼女は、どんなに悲しかったでしょう。

お母さんを思いやる気持ちは受け取められず、
傷つけられ、自分は悪いことをしたのかと後悔することに。

お母さんは、仕事に家事に、忙しくて大変だったのだと思います。

これ以上、私に家事をしろと言うのか!って
腹が立ったのでしょうね。
(子供は関係ないけどね)

だからって、子供に当たって良いわけない。


これって、お母さんが不幸だからなんですよね。

お母さんが幸せだったら、そんなこと言わないんです。

お母さんに余裕があれば、子供に当たり散らしたりしません。

だから、お母さんは幸せでいないとねって
すごく思います。

家族や周りの人に協力してもらったり、自分の好きなことをしたり
適度に手を抜いたりさ。

お母さんが幸せだと、家庭は平和で穏やかになりますから。

「お母さんヒス構文」から、思わぬところに着地しました。

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