女神になりたい主婦のブログ

努力して勝ち取るだけが受験ではない

最近、娘の大学受験の話をよく書いています。
その一つなんですが。


先日、娘が中学時代の友人とリビングでビデオ通話していました。

よくビデオ通話しながら、オンラインでゲームを一緒にやっています。

本人もお友達も、家族に聞かれていいのかな?と思いますけど、普通に楽しそうにやっています。

私は料理をしながら、娘たちの会話を聞いていました。

お友達が、「そういえば指定校決まった」と言いました。

娘とは違う高校に通っているので、もう指定校推薦の学内選考が終わっているようです。

それを聞いてびっくり。

そのお友達は、大学に進学するのかすらわからない感じでしたし、全然、オープンキャンパスにも
行ったことがないと言っていたからです。

でも、お兄さんも大学に行っていたので、おそらく大学に行くのでは?
くらいに、娘は話していました。

そのくらい彼女は、大学受験に無関心でした。

それがすでに、大学が決まった(まだ試験は受けてないけど)
と言うのだから、驚きました。

どこの大学か聞いたら、自宅から歩いて行ける距離にある、一番近い大学でした。

なるほど。それはちょうどいいのかもしれない。

その大学には付属の幼稚園がありまして、そこに息子も私も通っていました。

その大学で学んだ優秀な人が、幼稚園の先生になっているので、私にはとても良い印象があります。

なじみ深いわー。


お友達は、全然受験に関心がないように見えて、実は、その大学に目星をつけていたのかもしれませんね。

推薦の基準も満たしていたし、ちょうどいいと思って申し込んだのかな。

とてもあっけなく、努力せず(あんまり勉強が好きじゃないみたいだから)
すんなりと進路を決める子もいるのだなあと思いました。

なんだか受験と言うと、
早いうちから見学して、何を学びたいのか考えて
どうしたらその大学に入れるのか、どんな勉強をしたらいいのか、
検討に検討を重ね、必死の努力の結果、競争に勝って、やっと入れる・・・。

みたいなイメージがあったので、「あ、そんな感じでもいいのか」って
なんか目から鱗のような気持ちになりました。

娘の場合は、高校で一年時からオープンキャンパスに行く宿題が出ていたり
事あるごとに、将来就きたい職業は何だ?と聞かれたり、人生設計を考えさせられたりと
受験に向けて、かなり指導されている感じがしました。

確かに、学校から指導してもらわなければ、子供が自分でいろいろ考えるって
あまりないと思うんですよね。

だから、それはありがたいことです。

けれど、なんかそれもレールに載せられているような、そんな気がしないでもないです。

競争社会の中で、努力して自分の道を勝ち取っていく
というやり方を、教えられている部分もあります。

努力して頑張って、目標を達成する
というのは素晴らしいことだと思います。

けれど、それがみんなにとって正しい方法ではないですよね。

がんばらなくても良い道もあるし、頑張るのが向かない人もいるし。

流れに身を任せていたら、ここにたどり着きました
みたいな人生だって、あるんじゃないかなあ?


色んな人がいて、それぞれに向いているやり方と道があって
みんな違うんだよなあ、と当たり前のことに気付いたのは
かなり大人になってからです。

世間一般では、これが良いとされているコースだって
それが当てはまる人もいれば、そうでない人もいるなんて
当たり前のこと。

例えば、結婚とかね。
結婚する幸せもあれば、しない幸せもあります。

私は理想のコースを外れてしまったって、ずっと思っていたけど
それは悪いことでも何でもなく、私が今幸せと思えるなら
それが一番なのですよね。


と、話が逸れましたが
娘が勉強したいことは、これから頑張ってほしいし
違うなと思ったら止めていいし、いくらでも道はあるのだと

いろんな人がいて、これが良いとか正しいとかなんてないんだと
わかると良いなと思います。

でも早く受験終わってほしいわ〜。

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