前にあげたお米、美味しかった?
と。
夏休みに遊びに行った時、私達は夫の実家にあった玄米を精米し
そこから5キロくらいもらってきました。
あの時は、我が家の近くも夫の実家の周辺も
どこにもお米が売っていなかったので
非常に助かりました。
お義母さんは、農家さんから年間契約でお米を買っていたので
まだ家に残っていたんですね。
おかげで、私達はお米を分けて頂くことができました。
その時、精米に行くのが大変だろうと、夫が家に残っていた玄米を精米しにいってたんですよね。
これで、しばらく実家ではお米が食べられるし
良かったなーと思っていました。
本当は、貴重なお米を譲ってもらって、悪かったかなあとも思いました。
で、感謝してそのお米はすぐに食べました。美味しかったです。
だから「美味しかったですよ」と返信しました。
そうしたら、お義母さん
「精米してもらったの忘れて、もう一回精米したんだけど
お米が茶色くて、粒も小さくて全然美味しくないの」と。
え?え?え?
精米してもらったの忘れた?
あの時、近所でお米は売ってなかったし、すぐに食べたものかと思ってたのに。
どういうこと?
聞いてみると、お義母さんの実家から2年前の古米をもらって
それを食べていたら、自宅の精米したお米のことを忘れ
3ヶ月近く経ってから、そのお米をまだ精米していないと思い込み
さらに精米したけど、美味しくなかった、ということだそうです。
結果、美味しかったお米を放置して、古いお米を食べ
美味しかったお米は食べられなくしてしまったということ。
あの時、全部で30キロ精米したのかは知りませんが
かなりの量のお米をダメにしたようです。
え?
あんなにきっちりお米を量って、分けてくれたのに。忘れたの?
もったいない…。
暑い中、息子(私の夫)が精米してきてくれたのに、忘れたの?
もったいないし、暑い中やってあげたのが無駄になってしまったし
精米にお金もかかってるし…。
っていうか忘れる?
私の頭の中は疑問だらけ。
もしかして、認知症の始まりでは?と思ってしまいました。
でもね、夫にこの話をしたら、もともとそんな感じなんだそうです、お母さんは。
そそっかしいなーとか、おっちょこちょいだなー
とは思っていましたけど、そんなごっそり忘れることもあるのですね。
もう私の理解の範疇を超えています。
こんな人、今まで見たことなかったなあ。
お米を無駄にしてしまうくらいなら、私達にくれたら良かったのに…。
(というのは結果論だけど)
農家さんから買うと、だいぶ安いんだと話していたけど
こんなことしちゃったら、全然安くないよね。
もうびっくりですよ。
夫は、お母さんのことを「だらしない」と言うんですけど
なんというか、これはだらしないレベルではなく
脳の特性でしょうねえ。
だって、毎日見えるとこにお米置いてあるんですよ。
忘れないでしょ。
こういう人が母親で、育てられたというのは
子供としてはかなり大変だったのではないかなあ
と夫に少し同情しました。
もともと、話が通じないなあってことがあって
ちゃんと話し合うのは難しそうだなとは思っていたのですが。
実際、息子(私の夫)の病気のことはあまり理解してませんし。
でもね、お義母さんは優しいんですよ。
だから、怒る気にも責める気にもなれない、という感じなんですねえ。
離れて住んでいて良かったような、しかし不安なような。
という最近の驚いた出来事でした。
まだまだ知らないことあるよね〜。
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