明日8/18からの入院を前に過去の医療データ整理していたら出てきたグラフ。
9年前に大腿骨頭壊死症により左の股関節を人工股関節に置換する手術したときのデータ
(右の股関節はその1年前に置換していたから2度目の手術。)
その時はGW休暇を利用して1月ほどの入院の予定だった。4/23日に手術を受けたと思う。
術後は39度の熱が出ていた。手術による刀キズが大きいのでそもそもそのくらいの熱がでる。
しかし、術後にもかかわらず血液中のCタンパクの値が上昇していた。これは大けがや肺炎、内臓疾病、細菌感染などでも出るたんぱく質らしい。
一般的には0.3㎎/dlが正常値。普段は0.1程度。10を超えると中程度。15を超えると重症。20を超えると個室管理。30超えると命の危機だそうだ。
この時は術後4日目に21.62まで上昇した。
主治医はこれはマズイ!すぐに緊急手術の手配だと看護師に言ったのを覚えている。
4/28のGWに突入のタイミングだったけど、麻酔医など手配された。その時私の体温は40度の高熱が続いていて意識はかなり朦朧としていた。
右股関節の時とはだいぶ様子がちがって苦しいなぁと感じたのは覚えている。
後で知ったのだけれど、女房も呼び出されてかなり危険な状態だと言われたらしい。
チタンを大腿骨に刺す部分が細菌感染したとのこと。
そして再手術で人工関節部をすべてバラシて、骨組み部分も併せて整理食塩水30Lで洗浄したとのこと。
再組立てだったので骨とのくっつきの問題もあり、術後はベッドの上から2週間以上降りられなかった。寝たきり。これはきつかった。
体温が38度以下に下がったのは1月後だった。最新の抗生物質を大学病院から取り寄せて毎日点滴でうった。1本2万円と看護師が言っていた。
CRP値が0.3を下回るまで3か月かかり、結局退院できたのは8月だった。
そして思ったのは、元気なうちにやりたいことはやっておいた方がいいよなぁということ。
そうおもったのでこの時の生命保険を使って翌年に家族5人でイタリア旅行へ行ったのだった。(もちろん全額保険金じゃないよ)
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