東北沖地震

地震のあった3/11の3時前は新宿伊勢丹の3Fにいました。
横揺れがはじまっても
「すぐにおわるでしょ」と思っていましたが、
販売員の方がお客様をガードしながら
すぐに集めて通路の真ん中に誘導しました。
それから立っていられないほどの横揺れが30秒程度が数回。
装飾品やマネキンが倒れ始めました。

伊勢丹の人が安全確認をおこなう中、
スタッフはイスを用意してくれたり、
気分が悪くないか聞いてくれたり、すばらしい対応でした。
でもあの重厚なビルがゆらゆら揺れて。
あの前後に縦揺れがあったら、ビルも崩れていたかもしれません。

人がいて安全という居心地のよさはありましたが、
やはりビルの中にいるのは怖いと思い、
伊勢丹の方の誘導に従って外へ。
伊勢丹で買い物をする雰囲気ではもちろんなく
スタッフも安全面のほうに注意しているようでした。

そのビルもクローズになっていて、
スタッフやお客様を外に出しているようでした。
道には人が溢れ、お店で流す音楽も止まり、
騒然とした雰囲気でした。

そんななかでもオープンしている店があって
かつ買い物を続けている人なんかいて、
すごすぎます。（自分中心の人か鈍感か…）

大きなビジョンでニュースの確認をして人がたまっています。
地下はクローズになっていては入れません。

とりあえず家はどうなったかというのが心配になったので、
帰ろうと思ったのですが、すべての電車はストップ。
ただ安全確認だからうまく行けば30分くらいでOKかなと思って、
改札近くで待っていたのですが、気分の悪い方用の
フトンやいすを駅員さんが用意し始めたので、
コレはだめだと判断。

すべての電車は当面クローズというニュースがキャッチできたので、
歩いて変えることを決意。
5時前だったかな。暗くなる前に出発しようと思った記憶があります。

新宿からうちまで約6キロ。笹塚で半分。
この日に限ってすぐ帰ってくる予定だったので、かなりの薄着。
寒い。寒い。寒い。

神戸のときやその他の緊急時の経験から
まずは火を通さないでも食べられるモノの確保が重要と思い、
パンや紅茶のペットボトルを買っていたので手には荷物もあり、
寒いけれど走るわけにも行かず。

笹塚のドトールで休憩。
もう、どこもここも電車待ちのひとでいっぱいです。

メールやツイッターではげまされつつ、
それから頑張って帰りました。
父や友人に連絡、ツイッターで報告。
同じく歩いて帰ってきたという友人が通り道だからと寄ってくれて。

家の中は各部屋のドアが閉まったり、開いたりしているほかは
何も問題はありませんでした。猫用のお水はこぼれていましたが。
ただ、レオ君はビビッて
ベッドルームに逃げ込んだんだと思うのですが、
その後ベッドルームのドアが閉まったみたいで、
閉じ込められていました（笑）

その間、メールと電話はほとんど不通。
まったく大丈夫だったのはツイッターです。
ツイッターではダイレクトメールも出来るので、
こちらで情報交換をしたり、
みんなもパブリックニュースを意識して流したり、
注意しあったり。すごく頼もしいメディアでした。
ツイッターで救助要請もさかんです。
帰宅困難者のかたもツイッターでの情報を頼りにしていました。

テレビを見ると、
とんでもないことが東北でおこっていました。
すごい津波、災害、揺れ。
広大な災害エリア。

神戸のとき、衣料品などたくさん送られてきたけれど、
タダのごみになったというのを聞いたことがあります。
ボランティアなどもまだコーディネイトできない状況にみえます。
必要なのは、お金かもしれません。
あるべき自治体などが援助を出来るように支援することが重要です。

募金先はこちらにまとめてあるページがありました。
http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin

また、各電力会社が東北電力に電気供給をしているそうです。
そういう意味で節電なども協力することになります。

他にもいろいろあると思いますが、
できることから協力をしていきたいと思います。