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10月18-20日、父のいる神戸へ行って、
東京に戻る帰り道にまたまた京都に立ち寄ってきました。
父はいろいろ問題はあるものの、
とりあえず起き上がれて、車いすだけど一緒に散歩に行けて、
意思疎通ができて…何とも穏やかに暮らせていることに感謝。
今回は紅葉シーズンになると、想像を超える大変な人出になってしまう京都なので、
その前に、立ち寄ってみることにしました。
といっても、すんんごおおおおおおい人なんですけどね。
行ったのは京都国立博物館の「琳派展」と三十三間堂、養源院、智積院。
京都に住んでいたころとは全く違う様相で驚きました。
なんというか、当然お寺は同じなのですが、観光バスの駐車場ができたり、
観光客用のトイレが完備していたり。まあ、そりゃそうですわな。
昔は何でなかったのかしらんって話ですな。
そして昔はこの場所に何があったのか皆目思い出せませんでしたが、
ハイアットリージェンシーができていました。
私はレストランでコーヒーを飲んだだけで、
思ったよりシックではなかったけど、
景観を壊さない配慮と知性を感じました。
京都国立博物館は
谷口吉生氏のデザイン。
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東京国立博物館の法隆寺宝物館(谷口吉生建築)と同じ印象で、既視感ありすぎ。
「琳派展」も
2008年に見たトーハクの「大琳派展」と同じ目玉だったりして、
軽めに堪能。
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三十三間堂は改めてその偉大さにリスペクト。
すごすぎる。
中央の 国宝 千手観音坐像の荘厳な姿、
それを取り囲む 重文 千体千手観音立像、
国宝 風神・雷神と二十八部衆。
心が見透かされるようでした。
13世紀から人々のさまざまな祈りを見てきた仏様たち。
何を思っていらっしゃるのでしょうか。
つづいて、「養源院」。
こちらは昭和の観光地的に
人を集めて、「ちゃんと奥から詰めておくれやす」的なかんじで、
説明を聞いて、「はよう出て行っておくれやす」的なガイドが
変に好感がもてたりして(笑)
でも俵屋宗達の獅子や象の絵はすばらしい。
現地にちゃんと残してくれているのはすごいことだ。
っていうか、ここ、ホームページもないのね。
なかなかホーム経営なのですね。
つづいて、智積院。
こちらは長谷川等伯の襖絵が素晴らしい。
現場にはさすがになく、宝物院での保存だが、本当にすごい作品。
ここで、琳派、琳派に対抗した長谷川等伯を
一気にみられるのはさすが京都の底力です。
お寺の御庭も素晴らしい。
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まさに陰翳の美です。
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こんなかんじで東京へ戻ってきましたが、
やっぱりすごい…。すごすぎる。
紅葉の季節は美しいのですが、あまりに人が多いので、
冬場にこっそり京都ショートトリップ再開予定です!
東京に戻る帰り道にまたまた京都に立ち寄ってきました。
父はいろいろ問題はあるものの、
とりあえず起き上がれて、車いすだけど一緒に散歩に行けて、
意思疎通ができて…何とも穏やかに暮らせていることに感謝。
今回は紅葉シーズンになると、想像を超える大変な人出になってしまう京都なので、
その前に、立ち寄ってみることにしました。
といっても、すんんごおおおおおおい人なんですけどね。
行ったのは京都国立博物館の「琳派展」と三十三間堂、養源院、智積院。
京都に住んでいたころとは全く違う様相で驚きました。
なんというか、当然お寺は同じなのですが、観光バスの駐車場ができたり、
観光客用のトイレが完備していたり。まあ、そりゃそうですわな。
昔は何でなかったのかしらんって話ですな。
そして昔はこの場所に何があったのか皆目思い出せませんでしたが、
ハイアットリージェンシーができていました。
私はレストランでコーヒーを飲んだだけで、
思ったよりシックではなかったけど、
景観を壊さない配慮と知性を感じました。
京都国立博物館は
谷口吉生氏のデザイン。
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東京国立博物館の法隆寺宝物館(谷口吉生建築)と同じ印象で、既視感ありすぎ。
「琳派展」も
2008年に見たトーハクの「大琳派展」と同じ目玉だったりして、
軽めに堪能。
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三十三間堂は改めてその偉大さにリスペクト。
すごすぎる。
中央の 国宝 千手観音坐像の荘厳な姿、
それを取り囲む 重文 千体千手観音立像、
国宝 風神・雷神と二十八部衆。
心が見透かされるようでした。
13世紀から人々のさまざまな祈りを見てきた仏様たち。
何を思っていらっしゃるのでしょうか。
つづいて、「養源院」。
こちらは昭和の観光地的に
人を集めて、「ちゃんと奥から詰めておくれやす」的なかんじで、
説明を聞いて、「はよう出て行っておくれやす」的なガイドが
変に好感がもてたりして(笑)
でも俵屋宗達の獅子や象の絵はすばらしい。
現地にちゃんと残してくれているのはすごいことだ。
っていうか、ここ、ホームページもないのね。
なかなかホーム経営なのですね。
つづいて、智積院。
こちらは長谷川等伯の襖絵が素晴らしい。
現場にはさすがになく、宝物院での保存だが、本当にすごい作品。
ここで、琳派、琳派に対抗した長谷川等伯を
一気にみられるのはさすが京都の底力です。
お寺の御庭も素晴らしい。
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まさに陰翳の美です。
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こんなかんじで東京へ戻ってきましたが、
やっぱりすごい…。すごすぎる。
紅葉の季節は美しいのですが、あまりに人が多いので、
冬場にこっそり京都ショートトリップ再開予定です!
嬉しいやね・・・健やかな姿に触れると、親だものね・・(*^_^*)
しかし、いいなぁ~・・・凄いのを見て来られましたね。
ワタシは修学旅行以来京都には行けてない。
いつも沢山の仏像の写真で忍忍してる~(笑)
尾形光琳も素晴らしいし、長谷川等伯も素晴らしい。
等伯は小説にもなったから・・・
葉室作品で等伯の素晴らしさを知りましたが、直に観られる・・・そこが凄いねぇ・・・
いづれにしても、写真でしかお目に掛かれない(T_T)
ええなぁ・・
千体の仏様に囲まれて如何でした?
圧倒されますよね・・・写真でもそうだもの・・・
いい時間を過ごされてますね~・・・
お~羨ましい羨ましい(^^ゞ
関西は神戸、大阪、京都は近いのですが、
それぞれ個性があって同じ関西人でも
別もの感覚なんですよ。
それにしても京都は格別。
私は東京ですが、神戸に帰るついでに
立ち寄れるのは幸せなことですねえ。
住んでいたので、土地勘は一応ある。。。
わざわざ京都へ行くと思うと、ホテルも高いし、
すごい人だからなかなか取れないし大変ですもんね。
でも、三十三間堂は一度体験してくださいませ。
体験しないとわからない迫力です。
あの前でヨガしたいです(爆)
気軽に京都に立ち寄ることが出来て、うらやましいです。
三十三間堂は、修学旅行で行ったときに「すごい!」と思いました。
でも、京都は団体で行くより少人数で行った方がより雰囲気を楽しめるかなあ、と団体行動の苦手な私は思いました(;'∀')
最近は、外国からの観光客が増加してるので、平日でも混雑してるのでしょうね。
嬉しいような、複雑な気分です。
京都の奥ゆかしさと独特な「和」の雰囲気はずっと変わらずにいて欲しいですね。
本当に何度見ても違う感じがするのですよね、
三十三間堂。
たぶん三十三間堂の仏様を見たのは、
3回目か4回目だと思うんだけど、
やはり年取って、というかいろいろなことを経験して
つらいことも楽しいことも経験してから見たほうが
いいのでしょうね。
外人さんのほうが感動している風情で、
浮ついて何も見てない修学旅行生は見なくていいです(笑)
ほんとうに京都は奥が深いです。