5年前、軽い認知症が出て徘徊、妄想が酷くて介護の娘を叩いたり怒鳴ったりしていた。
娘も軽いノイローゼ気味で、父親の言動に振舞わされ疲労困憊していた。
ここまで来たら精神科に入院するしかないよ、、と説明した。
認知症は精神科の範疇になる。
悩んだ挙句、内科に入院させた。
案の定、毎晩のように内科から、暴れてるから来てください、、と連絡。
それにも疲れ果て渋々、精神科入院を決めた。
精神科から呼び出される事はないのかな?
精神科は暴れてる人を保護する義務があるから、大丈夫です、、と説明した。
薬の効果とスタッフの対応で、次第に叔父は穏やかになった。
半年ほど入院して、帰宅願望の強い叔父の意見を尊重して、小規模多機能と自宅を行き来する事になった。
娘は車で1時間のところに住んでいる。
長男の嫁と交代の介護で、月火水を自宅で暮らすようになった。
内科疾患もあり、内科治療が必要な時は短期間の内科入院した。
農家の仕事をしていたから、力は強い。
食欲も旺盛。
そんな日を三年ほど過ごし、段々と内科入院が多くなった。
内科と精神科をいったり来たりの2年間。
私は娘の相談役。
自分の看病が至らないから、父親を不幸にした、、と嘆く娘。
あなたは充分やってるよ、、と説明しても自責の念が強い。
それだけ追い込まれていたのだろう。
最期が近い、、と主治医に言われた頃は父親のあるがままを受け入れようという姿勢が出来ていた。
5年間の介護を無事に終えて、寂しいながらも達成感もあるかと思う。
叔父さん、そして看病した娘に、よく頑張った、、と褒めてあげたい。
お疲れ様でした😊🍀🍁💛