〇雇用調整助成金とは?
経済上の理由により事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が労働者に対して一時的に休業、教育訓練等を行い雇用維持を図った場合に、休業手当の一部を助成するもの。※4月~6月までの間特別期間として条件が緩和されている。
▲条件
●平均賃金の60%以上の支給が必須
●前年同月比で売上の5%以上減少が必要。
●規模要件として従業員の5%以上が休業していることが必要、休業計画届の提出が必要。
▲助成率
●中小企業80%、解雇などが行われければ90%まで拡大。
1日1人あたり8,330円が上限、100日以上の支給。
▲その他
書類は基本事前提出となっていたが、現在事後提出も可能となっている。
〇小規模企業の全額支給とは?
従業員に支払う休業手当について賃金と同じ水準を支給する場合は100%助成する方針
●商業サービス業:従業員5人以下
●製造業:20人以下
〇問題点は?
●休業等実施計画や労使協定、申出書等の書類が必須
●社労士に依頼しても断られるケースが多い。
●普段は申請後入金までは6ヶ月ぐらい、今簡略しているから短くなっているはずだが2ヶ月程度か・・・※殺到しているため期間が読めない。
●返済は不要であるが法人税等の課税対象となる。
●ハローワークも電話がつながらい状況になってしまっている。
●必ず通るとは限らない
〇雇用調整助成金について解説しているYouTuberさんの動画を紹介
★税理士YouTuberチャンネル!!/ヒロ税理士
「雇用調整助成金・中小規模企業は全額補助に!手続き大変・入金遅い!それでも検討する価値はあるのか?」
https://www.youtube.com/watch?v=NxThxksrARI&t=661s
★元・国税調査官:根本和彦
「雇用調整助成金がやばい!経営者の生き残り策とは?社労士が激白」
https://www.youtube.com/watch?v=3FEPuedPlI0&t=89s
★MENSA社労士桐生将人
「超実践的:コロナ対策/雇用調整助成金・解説」
https://www.youtube.com/watch?v=wBtNzayr7eI
【横山専務のコメント】
支給金額が上がったのは褒めるべき判断ではありますが、調べてみると手間と手続きの問題がかなり大きいです。従業員をまもるために経営者の方はしっかりと勉強して自分で何とかするしかない・・・ということになります。
手続きの簡素化は急務だと思います、大臣はじめ行政関係の皆さんよろしくお願いします。