高額療養費制度とは?
高額療養費とは、同一月(日から月末までに)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、後で払い戻される制度。医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利。
医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1ヶ月で上限額を超えた場合、その超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」があります。
平成29年8月から、70歳以上の高額療養費の上限額について、段階的に見直しを行っています。
〇厚生労働省ホームページ~高額療養費制度を利用される皆さまへ~
〇全国健康保険協会~高額療養費制度について~
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/
<横山専務のコメント>
がんに罹患したことがわかったら真っ先に調べて手続きを取るべきなのがこの制度になります。普通の会社員の方の多くが区分ウ又はエに該当すると思われます。
がんの告知を受けるとすぐに大量の検査がはじまって翌月または翌々月には入院・手術→抗がん剤の流れで治療が続いていきます。
私の場合では告知を受けてから手術までの各種検査で10万円~20万円程度、入院・手術で約20万円、抗がん剤治療中は月5万円~10万円程度の費用がかかってる感じです。
抗がん剤治療については、病状にもよりますがステージが低い場合でも6ヵ月程度、ステージが進んでいた場合には手術の前後にプラスして1年以上となることも少なくありません。
がんとの闘いは精神的・肉体的なものはもちろんのこと、金銭的負担も大きいことを健康な時から理解して備えておくことが重要ですね。
がん保険の必要性も改めて感じるところです。こういった情報も体験したからこそ発信していきたいと思います。