九州生活 3.0

関東から九州に住処を変える。
壮年期真ん中の男のブログ。

音が来る

2004年11月27日 | 南行徳
BEGINってバンド知っていますか? デビュー曲は「恋しくて」。代表作は「涙そうそう」。
そう、森山良子さん作詞、BEGINの比嘉栄昇さん作曲で、歌手は夏川りみさんが有名ですね。
僕が毎週通う、南行徳の沖縄居酒屋「琉球の風」の店長が比嘉栄昇さんに似ているのです。
ビギンが考案した楽器「一五一会」の廉価版「ニライ=音来」の紹介です。
良い楽器です。
最近この楽器にはまっています。

~比嘉栄昇さん言葉引用~


音来
『沖縄をはじめ南西諸島の各地には、毎年遠く海の彼方から神が渡来して、豊穰や幸福をもたらすという「ニライ・カナイ」の伝承や信仰があります。
ニライ・カナイとは、そうした神がやって来る海の彼方の理想郷を意味します。

  ニは「根=中心を表わす名詞」、
  ラは「地理的空間を表わす接尾辞」、
  イは「方を表わす接尾辞」

であり「ニライ」とは「我々がやって来た根源のある方」と解釈できるそうです。
BEGINの比嘉栄昇氏が「一期一会の出会いを運んでくれるように」と願いを込め名付けた楽器「一五一会」の弟分にこの「ニライ」という名前が付けられました。
「音が来る」と書いて「音来(にらい)」と呼びます。』


一五一会
『ある日僕は三線とギターを眺めながらボーっと考えていました。三線は弾いている時頭が空っぽになるくらい自由で、音楽理論なんてどうでもいいやと言う気にさせてくれます。しかしそれはあくまで島唄を歌う時の話で、ブルースやロック、ポップスなんかを弾きがたろうとするとどうしてもムリが出て来ます。じゃあギターはどうかって言うと、弾き語りをするには最適だし、何より、どんなジャンルの音楽にも溶け込む事が出来ます。しかしそれはあくまでも弾けるようになってからの話で、コードを覚えるのに時間もかかるし、そもそも指は5本しかないのに弦が6本ってどういう事?という気になるくらい、世界中でギターを弾こうとして挫折した人は沢山いるのではないかと思いを馳せていました。あ~三線の気楽さでギターのように弾き語れる楽器があったら、みんなの暮らしがもっと明るくなるのに、、、。そう思ったとたん、「そうだ、三線とギターをチャンプルしよう」とひらめいたのです。三線に弦を増やすのは無理だから、ギターから弦を減らせばいい。チューニングはギター式ではなくて、三線の様にしよう。じゃあドソド(CGC音)にオクターブ下のソ(G音)を足して高い方から5度、1度、5度、1度と。さてコードはどうすればと思って弾いてみると、「人さし指1本で弾ける!」 そうです、「一五一会」(いちごいちえ)は、世界一簡単な楽器なのです。人さし指一本でコードが押さえられ、3分から遅くとも30分で「恋しくて」が弾けるようになる。まさに夢の楽器「一五一会」の誕生秘話です。1度と5度の音程だけで成り立っているこの楽器が、一期一会の出会いを運んでくれるようにと願いを込め「一五一会」と名付けました。この楽器を通して、僕達、そしてみんなの近くで生の音楽が溢れ、世界中の家族や友達が唄い踊ることで暮らしが明るくなったら最高だと思っています。』

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