楽園を見た
正直見ていて心が苦しかった
自分も田舎に住んでいて村八分では無いけどそういった心苦しさを感じたりしていたからだ
リアル
現実はいいことばかりじゃなくて
圧倒的に大きい壁だったり虚しさだったり虚無感だったり
何度も何度も押し寄せてきて生きづらい
誰もが思いを抱えていてその思いは自分にしかわからなくて自分にしかわからない小さな光を誰かに再現されたときに人は自分じゃなくなる
正直この映画は意味がわからないと思う部分もたくさんあったかもしれない
きっと見る側に結末を想像させる
綾野剛のお母さん役の人のセリフに俺は思った
あの子には生きれない世界だったのよ
世の中にはわからないことがたくさんあって大人になって本を読んだりなんにしてもわからない事はある
例えば綾野剛のセリフでなんで人は生きてるのって聞かれたら答えれる?なんで人は死んでいくのって言うのには答えれる?
誰も答えれないだろうこれは人それぞれ正解があると思う
人にはそれぞれ楽園があってその楽園がどこなのかは自分にしかわからない
狭い小さな村の中に楽園を見出せなかったとしたら
ある人によっては地獄なのかもしれない
真相はわからなかったけど優しいだけでは生きていけないしでもその優しさは誰かの楽園を導くことだってあるんだ
このこの映画を見たきっかけは曲をRADWIMPS洋次郎さんが手がけているところだ
正直見ていてそれを忘れるほど見入ってしまった
エンドロールが流れてしばらく息を飲んだ時に
優しい温かい歌声が聞こえた
すべてを持っていかれた楽園に流れる歌声のようにそれは聞こえて
それと同時にこの曲なんていう曲なんだろう知りたいって感じた
エンドロールが流れるにつれてその曲がRADWIMPSが作ったことを思い出して
僕は何年後かにRADWIMPSの凄さをこのタイミングで思い知った
言葉が人の生死を動かすように
音楽もまた人を生かす
見てよかったいい映画だった