無題放免

バンドやってます。

女王様

2006-06-14 | つれづれ
やっぱりこれも洋楽の聴き始めの中学生のころラヂオをつけると必ずかかっていまいした。中学生のときというと「華麗なるレース」がでたころで「Somebody To Love 」(邦題「愛にすべてを」)がひつこくオンエアされていた。「Somebody To Love 」というと、ジェファーソン・エアプレインで同名異曲がありますが、これってなにかの慣用句なのでしょうか?何故か邦題も同じ。
この曲、ロックって聞いてるのにいきなり重厚なコーラスとピアノで始まるこの曲は、なんじゃこりゃこんなんロックじゃねえと厨房は思ったものでありました。でも、この「華麗なるレース」を1曲目から聴くといきなりあの独特の音色のギターがハードなシャッフルのイントロを爆発させるという見事に期待を裏切るもの。なので、このバンドはどっちがほんとなのか厨房時代は全然わからなかった。
その後、「オペラ座の夜」「世界に捧ぐ」を聴いてこの両極端な要素が混在してQUEENなのだと悟る。
どのアルバムを聴いても共通しているのがブリティッシュロックの音。たぶんこの音作りでないとハードなギターに重厚なコーラスワークは混じりえなかったんじゃなかろか。Hi-Fiではなく、微妙なウェット感と広がり感。
フレディ・マーキュリーは突然変異みたいなヴォーカリストに感じるがちゃんと聴くと至極まっとうな歌唱法だ。ロックっぽい曲ではソウルフルに、オペラ風の曲では歌い上げるような歌唱法。まあ、オペラ風なんて皆目わからないけど。ソウルフルな歌い方は間違いなくポール・ロジャースの歌い方そのもの。イギリスのソウルフルロックヴォーカリストは皆この人の影響下にあるというのが私の持論。なので、再結成版QUEENにポールさんが参加すると聞いたときはびっくりしたが考えてみると一番安全な策をとったということになる。再結成版を聴いてみても慣れるときちんと収まってるように聴こえるし。
フレディ・マーキュリーを他のヴォーカリストより際立たせているのが、その歌い方の使い分けと表現する対象。物語風ありストレートな曲ありとその歌詞の世界に共通しているのが「愛」。フレディさんいわく「俺にあるとしたら愛について書く才能だ」。自信家なのか謙遜しているのかわからん。

かといって俺ってそんなにQUEENNて好きでも嫌いでもないのだけどね。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
でもね (Kenji)
2006-06-14 20:51:19
フレディーは歌のため 晩年はタバコをやめ 酒もやめたそうです。



でもね 男だけはやめられなかった。



「俺にあるとしたら愛について書く才能だ」

とはいっても 対象は男ですから
返信する
 (MAMA)
2006-06-14 22:08:15
ピーター・ゲイブリル(小林克也風に発音)は、

「ラブソングなんて歳とってから書きゃあいい」などと

言ってたそうな。

どっちもどっち。



確かに、QUEENNについて好き嫌いを考えた事無いかも。
返信する

コメントを投稿