尻手のひもの屋

昨日は、調布でバンドリハ後鶴見に戻りそれから近所へ飲みに
でかけました。
当然車でリハに行くのだが以前はリハ後のミーティングで酒を
飲んで帰ってくるのが普通だった。
大きな声では話させないけど。
昨今の飲酒運転の取締・他人を巻き込む事故の多発でやむなく
飲酒運転は自粛している。当たり前のことだが。
飲酒運転は悪いことだ。危険きわまりない。事故をおこしたら
取り返しのつかないことになる。
だから、飲酒運転をするときは強力なる集中力と判断力を駆使
し細心の注意を払って、そして巨大なリスクを負ってることを
自覚してやっていたものだ。

変な覚悟だ。

まねしないように。

まあ、今まで運がよかったのだろう。

というわけで、飲酒運転をしなくなってから酒を飲みにでかけ
るとけっこう酔っぱらう。今まで車を運転しなければならない
場合前後不覚なるまでに飲んだり、酔っぱらったりすることは
避けていたので歯止めが効かなくなったのか。

変な理屈だ。

先週も手羽を食べた帰りチャリンコを漕いでいたら疲れてしま
い土手でちょっと休んでいたら立ち上がれなくなるくらい酔い
が回っていたことがある。

てなわけで、"YouはShock金田"と近所の「尻手のひもの屋」へ。
この第2京浜沿いにある居酒屋は以前から気になっていたのだが
見た目に敷き居が高そうで、しかも家からは中途半端に遠いので
今までいったことはなかった。
店にはいってみると、古い田舎家の雰囲気を演出して凝った作り。
しかし、お品書きを見るとどれも手頃な価格で普通の居酒屋と
大差ない。思いっきり注文してしまいました。
中でも、感動したのがひもの屋の名の通り「さばのいしる」が
絶品だった。鯖の半身を"いしる"という北陸のひものに使うつけ
汁に漬け込んでひものしたものであろう。
これが秋田の方へいくと"しょっつる"、八丈島だと"くさや"にな
るのであろう。今度調べてみよう。
炭火で焼いて皮はぱりっと焼き上がり程よい塩加減で口に含むと
脂がじわーっとあふれだしたまらないうまさ。これにはびっくり
というより感動してしまった。その他には、大山地鶏の半身の炭
火焼きがボリュームがありうまかった。サイドメニューも豊富で
煮物やら唐揚げやらがうまい。下手な居酒屋にいくより断然こっ
ちだ。
いいところ見つけました。

秋は魚がうまい。