人生はマラソンだ

こんにちは、家具のよろこび福山です。



映画「人生はマラソンだ」を観ました。





オランダの自動車整備工場で働くおっちゃん4人が

工場存続の資金を獲得する為に

フルマラソンに挑戦するお話。



仕事の合間にタバコ・ビール・カードゲームでギャンブルと

どうしようもない生活をしていたおっちゃん達が、

嫌々始めたランニングの魅力に取りつかれて行く様子は

同じランナーとして「あるある」な要素が一杯です

（家族から理解されないetc）。



それぞれが私生活に問題を抱えていますが、

それに打ち勝って走る姿は感動的。



ランニングをしている人もしていない人も楽しめる

良質な映画です。



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ザ・マスター

こんにちは、家具のよろこび福山です。



映画「ザ・マスター」を観ました。





1950年代のアメリカが舞台。



太平洋戦争に参加して心を病み

アルコール依存に苦しみながら

行く先々で暴力トラブルを起こす

主人公のフレディが、

たまたま潜り込んだ船で出会った「マスター」に傾倒して行くお話。



マスターは「カウンセリング」と称して

怪しげな自己啓発セミナーを主催して

沢山の支持者を獲得しています。



フレディもその片腕として

時にセミナーに批判的な人間を

暴力で黙らせたりして団体の発展に貢献しますが、

段々とマスター＆周辺メンバーとの軋轢も広がって行きます。



監督のコメントにもありましたが、

マスターがフレディーを救いたいと思う一方で、

フレディーに噛みつかれるスリルを味わいたいと考えているので、

2人の微妙な人間関係がストーリーに緊迫感を与えています。



何よりも、フレディ役のホアキン・フェニックスの

ギラつき方がハンパ無い作品です。



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偽りなき者

こんにちは、家具のよろこび福山です。



映画「偽りなき者」を観ました。





デンマークの幼稚園で働く主人公が

親友の娘（主人公の勤務先の園児）の一言で

窮地に追い込まれるお話。



親友の娘は主人公の事が好きで

プレゼントを送ったり唇にキスしたりしますが、

その事を主人公からやんわりと注意されます。



それにショックを受けた女の子は

軽い気持ちで園長先生に

「主人公から酷い事をされた」と告げ口。



その際に、年の離れたお兄ちゃんが

女の子にふざけてポルノ画像を見せた際に言ったセリフ

「（男精器が）タワーみたいに突っ立ってるetc」を

大して意味も分からずに口走った事から、事態が急展開。



女の子は意味が分からないので

大人の質問にあいまいな答えや、

「分からない」「覚えていない」と応えますが、

それが火に油を注ぐ結果となり、

主人公は性的虐待の疑いで逮捕され、

町中の人から村八分にされてしまいます。



前回観た「トガニ」でも

虐待の内容を子供達に話させるのは大変辛いシーンでしたが、

一歩間違うと、こんな冤罪も発生しうるという点で

興味深い作品です

（主人公には無実を証明する手段がありません）。



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トガニ

こんにちは、家具のよろこび福山です。



映画「トガニ」を観ました。





2000年-2005年の間に韓国の田舎町の聾学校で起きた

教員・スタッフによる幼い生徒への性的虐待事件を扱った作品。



その学校に赴任した美術教師の主人公は

地域の人権センターの女性スタッフと共に

警察や役所に訴えるものの

相手にされません

（刑事は買収されているので）。



そこで、裁判に持ち込むのですが、

障害児の親も障害者で生活が苦しい為に

示談金に目がくらんで示談に持ち込まれたり、

買収された証人、「ある程度の地位まで上り詰めたヤメ検弁護士のデビュー戦は、

ご祝儀代わりに勝たせる」といった悪習に阻まれてしまいます。



韓国ではこの映画の原作本がきっかけとなり

容疑者や法制度への批判が高まったそうですが

（←それまでは、社会的な関心も薄かったとの事）、

自分も「障害者施設での（性）暴行」のニュースを結構耳にしていながら

それに対して余りどうこうといった感情を持っていなかったなぁと

痛感させられました

（←流石にここまでひどい話はそうそう無いでしょうが）。



【田舎だからか？】

作中ではコネや賄賂が飛び交いますが

中国だけでなく、韓国も盛んなんですね。



【ちなみに】

暴行シーンが度々登場する為に

R18指定映画になっています

（鑑賞される際は、その覚悟で）。



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魔女と呼ばれた少女

こんにちは、家具のよろこび福山です。



映画「魔女と呼ばれた少女」を観ました。





内戦が続くコンゴが舞台。



生まれ故郷の村をゲリラに襲撃され、

拉致られて兵士として教育された主人公の女の子が、

幻覚作用のある樹液の力で見える「亡霊」の助言のお陰で

いくつかの絶望的な戦場で生き延びた結果、

「魔女」としてゲリラ内での地位を確立するものの、

「予言が外れた時点で、ボスに殺される」という運命を知って

好意を持っているゲリラの少年と共に逃走するお話

（この国では、未だに人々の間で魔術が信じられています）。



現在もアフリカで実際に問題となっている

少年兵にスポットを当てた作品ですが、

主人公が住む田舎の村は大人が皆殺しにされて子供達が兵士として拉致られるのに、

ゲリラの男の子の出身地では人々が普通に生活していたりして

そのギャップにクラクラします

（少年は自ら望んでゲリラに加入）。



現場の使い捨ての兵士たちは

薬代わりの樹液で理性を失って

殺人マシーンと化して行きます

（実際に使用している銃の出所や

日常作業で採掘している「黒い石」の行方について

疑問も持たずに「そういうもの」として接している）。



何ともやりきれない気持ちになる作品です。



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ボディ・ハント

こんにちは、家具のよろこび福山です。



DVD「ボディ・ハント」を観ました。





「世界に1つだけのプレイブック」でアカデミー主演女優賞を受賞した

ジェニファー・ローレンス主演のサスペンスホラー。



シカゴから郊外の一軒家に引っ越してきた母娘が

隣の家がかつて「少女が両親を惨殺した家（犯人の少女は、その後行方不明）」だと知ります。



最初は気味悪がていたのですが、

そこに未だに1人で住み続ける少女の兄に

主人公の女子高生は次第に魅かれて行きます。



が、その兄には秘密があり、

家の地下室に殺人鬼の妹を監禁していたのです。



…幽霊ものかと思いきや、

生身の人間が一番怖いって作品なのですが、

ストーリーの辻褄が色々と合ってないのが、何とも。



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キラー・エリート

こんにちは、家具のよろこび福山です。



DVD「キラー・エリート」を観ました。





イギリスのオマーン進行で犠牲になった息子の敵を討つために

アラブの有力者に雇われた主人公の殺し屋と

元SAS隊員のターゲット達との戦いを描いたお話。



主人公は事故死に見せかけてターゲットを始末する事を要求されますが、

この映画の原作の著者（元SAS隊員でオマーンの軍隊への所属経験もあり）によると

この手口は元SAS隊員からなる非合法組織「フェザーメン」と

同様の手口との事です

（一応、事実に基づいたお話だそうです）。



と、少々政治的な背景が立て込んでますが

ジェイソン・ステイサム

クライヴ・オーウェン

ロバート・デ・ニーロ

の3人の共演だけでも見応えがあります。



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ソルジャーズ・アイランド

こんにちは、家具のよろこび福山です。



DVD「ソルジャーズ・アイランド」を観ました。





自分の生まれ故郷の島をゲリラから奪い返すために

「社会貢献と『戦場に参加した』という武勇伝」を欲している大富豪に

「戦争参加ツアープログラム」を販売して資金を集めた女性に

「戦場での大富豪の警護」を依頼された退役軍人の主人公が

島でゲリラとの戦闘に巻き込まれるお話。



「戦争すらレジャーになりえる」と言う

皮肉の利いた作品ですが、

実際のストーリー自体は

富豪の射撃の腕前が超一流だったりして

何じゃこりゃ感 満載です。



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ヒッチコック

こんにちは、家具のよろこび福山です。



映画「ヒッチコック」を観ました。





有名な「サイコ」撮影時の

ヒッチコック夫妻にスポットを当てた作品。



60歳を超えて

「往年の輝きが失われた」と揶揄されていたヒッチコックが

実在する連続殺人鬼をテーマにした作品「サイコ」に魅かれて

次回作の原作に選びますが、

この事に映画会社が難色を示したために

自宅を担保に入れるなどして自己資金での製作を決意。



その後も映倫との「暴力シーン」「お色気シーン」を巡るやりとり

（←いまの基準から考えると、何とも健全な基準）や、

脚本家である奥さんの浮気を疑ってみたりと、

心配の種は尽きません

（←ストレスから、お酒の量も増えて行きます）。



有名なシャワーシーンの撮影秘話などもありますので、

事前に「サイコ」を観てからの方が、より楽しめると思います。



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ロンドンゾンビ紀行

こんにちは、家具のよろこび福山です。



映画「ロンドンゾンビ紀行」を観ました。




ロンドンの建設現場から発見された

17世紀の共同墓地に封印されていたゾンビが

人々を襲いながら町中に溢れ出します。



…と、ここまでは普通にホラー映画なんですが、

このゾンビが襲う先が

老人ホーム。



ひたすら動きの鈍いゾンビたちと

おじいちゃん・おばあちゃん（＆助けに来た孫連中）が

バトルを繰り広げます。



昼間のシーンばかりなのに加えて

↑みたいなおバカな設定なので

ホラー映画が苦手な人でも楽しめる内容です

（観た後に何も残らない系の映画ですが…）。



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