ズボラ人間とナヨナヨ文鳥の日常

ズボラ人間がシナモン文鳥を愛でる毎日を綴ってゆくブログです

次生まれ変わるなら文鳥がいい

2022-10-24 21:26:47 | 日記
今日、勤務先のリサイクルショップに初めて見るお客さんがやってきました。
何か買うわけでも売るわけでもなく、ぶらぶらーっと店内を歩いたあと、店内を片付けてた私のもとへスススっと近付いてきた。

お客さんとの世間話も立派な仕事なので、楽しく話してたんだけども
何やらやたらめったらそのお客さんが私をベタ褒めし始めまして、最初は店員にお世辞=高く買い取って欲しいもんがあるという魂胆かと思ったんですがなんか様子がおかしい。

私を店長からどんどん引き離していって、店の奥へ奥へ連れてゆき、やたらベタ褒め。
んで、とうとうお金の話を始めた。あっち側の怖い人達もよくいらっしゃるのでそこまで驚きは無かったけどやっぱし怖い
うちに来て働こう!自分ええ子やから上手いことやったるよ!と恐ろしいお褒めの言葉を頂いたのですが、
「僕このお店が好きなんで~」とにこやかに早足でカウンターへ戻りました。

様子が可笑しいことに気付いた先輩が「お目当てのものございましたかー?」とカッコ良く間に入ってスマイルガードしてくれて、私は店内掃除を中断してレジに入った。そしたら先輩が店内掃除に行ったのを見計らってまたもやお客さんが私のもとへ。

内心あわわわ状態やったけど弱気になるな!と己に喝を入れて対応。
「なー本気で考えて~うちにおいで~」「兄ちゃん可愛いから売れっ子なるよ~」とレジカウンターに頬杖をついて口説かれまくった。
なんちゅう怖い口説き文句やねん。売れっ子ってどういう意味の売れっ子…?


私に他所へ移る気が無いことをようやく理解して下さったのか、諦めた様子でレジ横にあった収納家具をお買い上げいただきました。

しかし「今日ちょっと腕痛めてるから車まで運んでくれん?」と言われ、冷や汗だばんだばん。
嘘やん。腕痛めてるとか嘘やん。
断ろうかと思ったけどどう断ればええんか分からず、車まで家具を運びました。やっぱ夜は寒いな~~とかなんとか話しかけられたけど私の頭ん中はいざという時のための相手のボコり方でいっぱいいっぱいだった。


車の後ろに積み終わり、あざっしたーーと慌てて店内に戻ろうとしたら、一枚名刺を渡されました。
ぽんぽんっと私の肩を叩き、お客さんは帰っていきました。

店に戻ると先輩が飛んできてくれました。「大丈夫だった!?」とか言ってくれたけど遅いんじゃボケ!!死ぬほど怖かったわ!!


レジ閉めの後、名刺に書かれた住所を打ち込んで調べてみましたが、そんな住所は存在してませんでした。
おそらく電話番号のみ本物なんだろうと店長に言われ、なんか人間社会というものがめちゃくちゃ怖くなりました。

本当に怖いのは人間。正にその通りでございますな。



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