母の日 素晴らしきかな人生

今日は母の日ですね

老いた夫婦のみの生活では、あまりピンと来なくなってしまいました
10年ほど前までは子供達から某かの母の日のプレゼントを当たり前のように貰っていたものでしたが、その子供達も所帯を持ち、親となり、我が子、我が伴侶達がそれぞれにお祝いをして貰える「家庭」と言うものを持ち、私が子を育てる頃に食べさせていたものとは少しずつ違ってくる食事を作って食べさせる「生活」を送っているのだと思うと、『歳歳年年人同じからず』とは、世の世相が変わるだけでなく、同じ人であってもその人自身が成長し、環境も変わっていくことも込めているのか？と今さらに味わい深く心に刻まれます…

母がもうすぐ90歳になろうかと言う頃に亡くなったのは丁度2年前の母の日の直前でした。

心の奥底で母を恨んでいたこともあり、外目には、親の介護を懸命にやってるようには見えていても、どこかで覚めた薄情な思いで生きている内は接していましたが、亡くなったあと、物凄い悲しみで、なぜこんなに悲しいのか不思議で仕方なく、景色を見ても草木を見ても、何も見なくても、涙が終始滲んでばかりでした…

今日も、新緑の景色を眺めながら、母を思いだし、母の日が来るな…とぼんやり思っていたら、母と言うものの形がうっすらふに落ちたように感じられました。

人が代々続いていく中で、親として子供を育てようが捨てようが、可愛がろうが、いじめようが、責任とか義務とかでなくて、植物で言えば「根っこ」❗

ただただ、親は根っこなんだと思いました🙆

見えない気配のような養分をきっと流してくれていたのでしょうか？
良いものか悪いものかとかでなく、しかしそれは子供の人生の経験にはきっと絡んでいる…

親を亡くすと言うのは、根が切られる、消える事への恐怖かそれとも、いよいよ精神の自立のためと覚悟なのか…

いづれにしても親の存在とはいくつになっても大きなものでした😢
みんな親となる前の生きた時代があり、子供はそれを見ることも察することもなく親としか見ていない一人の人間が一生を終える…

そして自分も子供達もその又孫達も同じように人生を巡らせて行くのでしょうね…
どんな人の人生も感慨深く感じます…🙏
やっぱり、ああ素晴らしきかな人生…　　少々古すぎですかね😅


読んでいただきありがとうございます🙇💕

すべての出会いと出来事と皆様の幸せな未来に感謝します🙏🍀