3歩進んで2歩下がる～

久しぶりに書いてみようと思いました。

昔、昭和の高度成長期、人間が良くも悪くも活発に「今」ではなく「明日」を生きていた時代、
「365歩のマーチ」と言う水前寺清子さんの、大ヒット曲が世に現れテンポの良さに子供たちも今時で言うところの「ノリノリ」で、歌詞の中にある「3歩進んで2歩下がる～」をしながら登下校したものでした。

そんなことをしてさっぱり前に進まず、結局最後は走っていく羽目になったりして…
今、まさにあれから何十年…😣
この歌の意味がしっくり納得できる年齢になっています…

ただ、3歩進んで2歩下がるのも、結構悪くないもので、若いうちは進まないことは、
はがゆく
情けなく
遅れをとって恥ずかしい…
と言う気持ちがあったものでしたが、

振り返ると、そのとき、その光景、時間が止まった中での悲しみ、苦しみ、葛藤…がちゃんと熟され、実となって結んで行くための必要な「時」であったと、ようやく気付けるものです…

成長、学び、勝利、成功…に対して停滞とか敗北とかマイナスを表す言葉も多々ありますが、言い換えれば、
停滞は熟成のため？
敗北は次の成功へのジャンプ前のしゃがみこみ？

そもそも、この世に勝ち負けは瞬間の切り取りの判定であり、「時」が流れている限り存在しないものなので、「今」がどんな状態でも、心が満足しているなら、それが「幸せ🍀」と言うことなのかも…

「幸せの扉は狭い、だ～からしゃがんで通るのね」
「あなたはいつも新しい、希望の虹を抱いている」
　　　(三百六十五歩のマーチ　歌詞より)

早い話が、この世はいつの時代も、どんなときでも「まだまだ捨てたもんじゃない！」
ポンコツ人生、楽しんでまいりましょう🙆