「親父が亡くなって、今日はお通夜。明日が葬儀。家族葬でします」って。
慌ただしく、叔父の弟2人に電話した。
みんな素っ気ないなぁと思った。
誰も行かないし、御仏前も包まないという。
兄弟なのに冷たすぎる……。
叔父の姉にあたる母親に電話した。
「行きたくない。もう辛すぎるから。でも香典はする」って。
その時点ですでに号泣。最近は、足が痛いと言うから、葬儀場で畳に座って…は難しいだろうし。
結構、私が出かけた。
母親と自分の香典だけ持って。
お通夜時間よりも3時間くらい早くに。
お通夜でもよかったが、もう人が集まるところには入りたくないし。最近インフルエンザも流行っているし。
とにかく、去年の暮れにコロナ感染してからは、免疫力が落ちて今度はインフルエンザにかかりやすいのでは? と気になるし、冷たい空気で時々咳は出るし。
白装束の叔父の顔を見た。
痩せ細っていたのにびっくり。
死亡診断書は「老衰」と書かれていたとか。
70代で老衰はないだろうと思うけど…。
「ちょうど納棺する時間だったのです」というので、納棺に立ち合わせてもらった。
手を清浄綿で拭いてあげた。
本当に今日が最後。
75歳だったのかな? 痩せ細って人相も普段と違い、おじいちゃんのように見えた。
わがままで楽しい人生だったかな??
私は姪というよりは妹のような存在だった。
ご愁傷様でした。
糖尿病で腎臓を悪くして透析をしていたし、ネフローゼの症状も出ていた。
ゆっくり休んでね。