行っても、胸帯の洗濯程度。
下着やタオルといったものは、共同の洗濯機を使って洗うのが気持ち悪いので持ち帰る。
今日は、髪が洗いたい、というので洗ってきた。
今の病棟は忙しいのか、なかなか洗ってもらえないらしい。
そこであまり水の出ないシャワーで洗った。
まあ、飛び散らないのでいいのかもしれないが、出が悪いのでなかなか。
胸帯は替えがあるがひょっと汚したらいけないので、手で洗って、部屋に干して帰る。
ちょうどクーラーが効いているので、乾燥から考えると、洗濯物を1枚干しておいた方がいいくらいだ。
母は、先週末の金曜か、今日あたりに退院と言われていたが、液のたまりが増えたようで、お腹から抜かれた管をまた金曜に入れた。
で、退院はまだ先になりそうだ。
まあ考えようで、毎日通院するよりは入院させてもらったほうが楽だ。
祖父の生活パターンに母も苦労しているから、帰ったらストレスもたまるだろうし。
管を5日入れたとしたら、抜いてからまだ5日間は入院だそうな。
長いなあ~。
今日で4日。
1週間入れたとしたら、抜いてから1週間かあ……。
はーぁ。
長くなると、おじいさんの食事が大変だぁ。
本人は、「自分で何でもできるんだから、何で施設とかのショートスティに行かないかんのじゃ」と怒るしなあ。
本当は昼間だけでも施設に通ってくれたらいいのだけれど。
93歳の自覚がなく若いのは、まあいいことか…。
それにしても、母の下に弟が3人もいるのに、何で嫁は全く何にもしないん?
「お父さんは、食べ物から考え方から難しいから…。お姉さんが入院しても、Youさんがお父さんの面倒を看てくれるから大丈夫」と一言。
あのねえ! ちょっとは「ありがとう」ぐらい言ったら?
祖母が亡くなった4年前に、しっかり兄弟で財産を分けて持ち帰ったのに…。
私は、娘じゃなく孫なんだから、順番から言ったらあんたたちでしょ…と頭にくる。
長女に「わたしは家出したい気分」と言ったら、「どこに行くん?」と聞かれた。
「林芙美子のように、放浪記…」
「……」
「いや、志賀直哉の暗夜行路の気分か?」
答えたら爆笑。
「まあまあ、今度、ストレス発散にカラオケに連れて行ってあげるから」と。
〝おや? 支払いはすべて私なんですけど〟
やれやれ!
長女の友人たちが、「ママりん(私)とカラオケに行きたい。キャラが楽しそう」と言っているそうな。
kinki Kidsの歌で「男声」にしたら、「おしりかじり虫」の声になったよ、と話をしたら友人たちにうけたそうな。
娘の声はそんなに変わらないのに、私の声では「おしりかじり虫」になる。
「めっちゃ面白いのは、普通、あんな声に変換されたら歌えないのに、うちのママりんは平然と歌っているんだもん」と。
それに皆が爆笑。
大学生も、箸がこけても楽しい時期だからね。
長女の友人たちは、「親がカラオケ連れて行ってくれて、支払いしてくれて」なんて考えられないそうな。
「うちの親、覆面調査員としてレポート作成もしていて、この前、その人数が必要で連れて行かれたよ」とも言うと、「うーわ。羨ましい」との声。
やれやれ! あんまり話題に出さないでほしいわ。恥ずかしいから。
今度行こうね。
kinki Kids の「硝子の少年」「僕の背中には羽根がある」で「おしりかじり虫」の声、披露しますわ
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