今日は道具屋さんが来てくれるので。
行くと池田さん(お好み焼き店のご主人)はすでに来ていて、2本ほど筆を選んでいた。
私も見せてもらうが、私は穂先の長い筆が欲しいので、「先生が書かれているのと同じ、細くて長い筆が欲しいのですが」と言うと、今日は持参していなかった。
火曜日の夕方に再度持参してくれるとかで…。
その値段を聞いてびっくりした。
1本が38,000円だそうな。
「でも、その筆なら詩文も書けるよ」とのことで注文。
條幅を書く大きめの筆も欲しいとのことで、2本ほど買ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f1/87475e2fc3d4d8a7a64390f37157c6dd.jpg)
上が16,000円。
下が10,500円。
羊毛の中が、飴茶色になっていて、なかなか良さそうな筆だ。
私が買った筆に、師がゴルフのすべり止めを巻いてくれた。
書くときにはこれが便利。
あと、紙も予約。
1,000枚で4,000円ほどの練習用を火曜に持ってきてくれるように頼んだが、あとで、〝安すぎるわぁ〟と後悔。
8,000円くらいのにすればよかった。
ほとんど練習が出来ないうちにお昼になり、「うどんでも行くな」ということで師と出かけた。
長尾街道の長尾郵便局手前に出来た新しいうどん店。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d8/127a1f36ec83e85dba770a182a31dd09.jpg)
お野菜たっぷりはいいが、野菜が煮えすぎて柔らか過ぎ。
「この前、日本酒とお菓子、それに火曜日にはバレンタインチョコをもらったので、ご馳走するよ」
と、師がうどんをおごってくれた。
火曜にはふぐ鍋をご馳走になったばかりなのに…。
いつも気を遣ってもらって、申し訳ない感じ。
うどんを食べながら、なぜか再婚の話に…(笑)。
「僕が再婚するにはちょっと遅すぎるよなぁ。これからだと介護のためだけに再婚するみたいで…。きてくれる人なんてないよなぁ」と。
〝うーん〟としばらく固まって即答できなかった。
そうだなぁ、60代ではどうだろうか?
介護のためだけと言われたら、そんな気もするし。
師は美食家だし、一流企業で部長というところまで上り詰めた知性と教養がある人なので、どちらかというとお相手がなかなかいないような気がする。
そっちが難しいかも。
変な人と再婚して火災報知器を外されての変死も怖いし、自由なのがいいかも。
師は私を心配する。
「YOUのように、一人っ子で財産も多いと、再婚して相手に土地やお金を持ち逃げされたら大変よ」と。
〝私は再婚することなんてないので、その心配には及びません〟(爆笑)
帰りには、施設訪問をして帰った。
施設のお年寄りを見ていたら、〝本当に…師が言うように60代なぁ。介護のためだけに再婚するようで大変かも…〟と師の言葉を思い出し、痛切に感じてしまった。