ああ春、って陽気。
9時過ぎには布団を干して、その間は出かけられないので、次女が持って行く予定の洗濯機の準備をした。
槽内の水分を抜いておかないと。
テレビやコタツは友人からもらうそうだ。
昼過ぎには布団を取り込み、老人ホーム訪問をしてきた。
今月2回目の訪問が終わり、今日のうちにレポートを書く予定だったが、長女がやってきた。
テープ起こしも昨夜納めたので急ぎの仕事はなく、のーんびり話を聞く。
長女は、やっぱり5時半からの勤務がしんどいみたいだ。
調理場は体力を使うみたいだし。
私には絶対無理。
朝の4時過ぎになんて起きられないので、三日坊主も持たない。
「発注も手書きなんやって」
「パソコンでひな型作って、Excelで計算させれば？」と言うが、「印刷された発注の用紙がある。それに手書きで電卓片手に書き入れている。もうちょっとしたら、せんといかんよ」と。
いまどき手書き…？ まあ大変。
「カレー作る予定なので食べて帰りよ」と。
そこで夕飯準備。
長男がちょっと前にもらってきた猪の肉が冷凍庫にそのままあって。
料理の仕方が分からず、局長に電話。
この人は猪肉の料理方法を知っているので。
「脂部分がいっぱいなんやけど？ 捨てたらいかんの？」
「脂部分はコラーゲンみたいなんやでー。脂が多くて赤身が少ないんが、ええ猪肉やで」
「酒で茹でるとか、牛乳に漬け込む、焼きつけて使う、生姜を一緒に入れてアクをいっぱい取るとか書いているけど、どれが本当？ カレーに使おうと思っているんやけど？」
「普通の豚肉みたいに使ったらええんや。カレーは勿体ないでぇ。半解凍で薄くスライスして焼肉にするか、鍋がええで。鍋にごぼう入れたら、くさみは消える。まず冷凍前の処理が重要で、血抜きがきちんと出来ていたら、くさみはないでー」との答。
で、まじまじと猪肉を見る。
脂身ばっかりやん。
赤身部分も不気味。獣っぽい。
焼肉とか鍋の気分はすっかり消え、やっぱりカレーに。
ご飯と野菜類のソテーを盛りつける。
その上に濃厚なカレーをかける。
旦那さんは「野菜もうまいけど、カレーもうまい」と言う。
しかし、野生の猪を想像すると…。
長女は「しいたけの厚みと風味がおいしい」と言う。
これは、ティナままさんが持って来てくれたのを大事に2個取っておいたもの。
別に一品、はまちと菜の花、アボカド、レタスを合わせてカルパッチョ風のサラダを作ってみた。
