祖父は7時半には就寝。
私も早く寝ないと、朝が早いぞー…と思ったが、「天地人」を見て、「僕の妹」を見て、それでもまだ１０時。
電気を消しても睡魔なし。
ウオークマンのイヤホンを入れて音楽を聴く。
だんだん目がぱっちり。
最近、購入した伊藤敏博さんのCDばかり聴いているけど…。
ーただ恋はいつも黄昏れてー
さよならも告げないで 黙って出てきたけれど
君は今頃 僕を探しているんだろうね
駅までの人波に 隠れながら君を見送って
後ろ姿に「ごめんね」と 小さくつぶやいた
もうそんなに若くない君は
終着駅が欲しかったろうに
夢を捨てきれない僕に 明日をあづけてくれたけれど
僕が乗りこんで行く汽車は 終着駅がないから
君だけ残してゆくよ 二人暮らしたあの部屋で
泣くだけないたら 僕のことは忘れてほしい
暗闇の中で情景と小さな疑問がいっぱい頭に浮かんできていけない。
駅までの人波に 隠れながら女性を見送り、後ろ姿に「ごめんね」と小さくつぶやくのなら…汽車に乗るのは女性側じゃないん？
何で女性の後ろ姿を見送って、男性の方が終着駅のない汽車に乗るん？
反対じゃないん？
女性側が男性の後ろ姿を見送り、男性が汽車に乗るのなら分かるけど？
頭が？？だらけ。
二人で暮らしていたのなら、女性だけ残していくなよ。
黙って出ていくなんて卑怯じゃん。ちゃんと話をして別れないと、後が余計つらいだろうに…。
目はますますランラン。
我慢できずに電気をつけて、いつも持っているPomeraを開いて、疑問を打ち込む。
余談だけれど、このPomeraはなかなか使いやすい。
キーボードはモバイルパソコンクラス。
起動も早い。
フォントも最大にすれば見やすい。電源を切ったら、そのファイルからまた開き、そのまま続けて入力できる。
ただ難点は、電源が電池のみ。それとディスプレイ部分に電気がつかないので暗いところでは不向き。ややキーボードが硬いかな？
価格は２万円くらい。
安いパソコンに比べると、ただのメモが2万円と感じるかもしれないが、そこは携帯用メモなので。
操作がパソコンと同じで使いやすい。これで小説も書ける。
USBコードでつなぐと、パソコンへテキスト形式で保存される。
オークションでも２万円前後で取り引きされていて、わざわざ中古を買わなくても新品が買える。
で、話を戻すと、結局眠れず、このMoperaで掌編小説を書き始めた。
曲の感じから別れの部分が浮かんできて、そこからストーリーが浮かんできて、書きたくなってたまらなく。
朝、やはり祖父は5時前に起き、隣の家に戻っていった。
そして6時前には戻ってきて、またごそごそ。
すっかり睡眠不足！
しばらくは叔父さんが泊まりに来てくれるけど、来月4日からは毎日私の泊まりになる。
朝5時前に起こされなかったら苦痛ではないのだけれど…。
