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番外 2023.09.28ゾロの手術 (実際)

2023-09-29 | 左前脚矯正骨切り・尺骨伸長手術内容

前日推測の記事を書きましたが、間違いで削除して戻せません。

何とか思い出しながら書いたけど…。

同じにはいきませんね。

 

 

2023.09.29

夜9時43分頃、麻酔をはじめますと連絡がありました。

3時間半の手術を終え29日の朝8時頃、無事に戻って来ました。

 

 

 

ゾロの手術内容を推測していましたが、ゾロを見て驚きました。

イリザロフ法の器具は、ついていませんでした。

 

執刀医の先生が選ばれたのは、イリザロフ法の骨切りではなくて、骨を切りプレートの様なもので固定されていました。

体外には器具がないぶん、ゾロは生活しやすいです。

感染のリスクも格段に下がります。

 

 

今回のゾロのプレート術

骨折の治療で必要なことは、しっかりとした固定

そして、できるだけ早くに運動を再開すること

しっかりとした固定ができると、運動を早くに再開でき

そうすることで治る速さ、骨がくっつくまでの日数が短縮される

活発で運動量の多い犬の場合には、固定強度が弱いと治らないこともあるそう

(骨折の癒合不全と呼ばれるもの)

 

固定方法は

腕にギプスをつける方法

骨の中にピンを入れる方法

創外固定

骨にプレートあてる方法

ギプスでは、運動制限をしなければならない日数が長くなる

ピンだけでは強固な固定が困難

創外固定は、もともと骨プレートを当てることが難しい場合に

選択されることが多く、手術の後もこまめな管理が必要

 

今回は 全てを勘案して、骨プレートをあてる方法が最も良いとされたようです。

ある意味、ゾロが大型犬で成犬サイズになってたから骨プレートで、固定も骨伸長

も可能で、イリザロフ法の器具がつかずに済んだのかも。

 

 

 

 

 

手術について執刀医は、4時間以上手術に掛かるかなと思われていたようですが、実際はそれよりはやく3時間半で終わったようです。

 

ゾロの湾曲した脚の筋肉を剥がし、骨を切り正常な向きにする。

向きを戻しただけで、1㎝位は脚が伸びました。

切った骨に隙間を作り、プレートで固定。

 

 

 

 

 

 

骨の隙間に仮骨が出来、本当の骨が形成されればプレートを外す。

その他にも処置がされていて、3枚ほどプレートが入っています。

 

 

 

 

 

ゾロの脚の長さがピッタリと合わなくても、痛みがなく他所に負荷が掛からなければ万歳です。

もともと短い脚で過ごして来たゾロには、なんてことはないでしょう。

 

 

結果イリザロフ法より時間と、リスクが少ない方法で執刀してくださいました。

ゾロも私達も、楽に過ごす事が出来ます。

痛みは尋常ではないようですが、2・3週間安静の後、ゆっくりと回復してくれたらと思います。

 

何より無事に帰って来て、嬉しいです。

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