変な趣味の長男。
わが長男Dは、小さいときから、ポケットに、石ころとか、茶碗のかけらとか、木の実とか・・・なにか、珍しい形をしたものとかを、拾っては、家に持って帰るクセがあります。
「また、拾ってきたの?」
「う~~ん。これは、魚の形に似ている。絶対魚の化石だと思うんだよね。」
「この茶碗のかけらは、昔の人が使っていた、珍しい茶碗だと思う。」
「この棒は、この先の部分が、変わっていて、珍しい形をしているから拾ってきた。」
などなど・・・長男の部屋には、なんだかガラクタみたいなものが散らばっている。
将来、ゴミ屋敷の、ゴミおじさんにならなきゃいいんだけど・・・・
長男の部屋のタンスには、化石なのでは??風な石たちが、珍列されているのであります。
そんな長男が、いつしか、大好きな、ナルト(アニメ)に出てくる、
ガアラというキャラクターが背負っている「ひょうたん」にすごく興味を示しだし
「ひょうたんに、水を入れて、持ち歩きたい・・・」言うようになった。
昔の人が、水筒代わりにひょうたんを利用していた。というのを、どこかで知ったのもあるせいか・・・・
お出かけして、道の駅などの民芸品売り場などに売っているひょうたんを見つけては
「欲しい・・・」と、懇願
もちろん、そんな、利用価値のないものに、お金は出しません。
そうすると、めちゃくちゃ機嫌が悪くなる。しょうもない物ばかり欲しがって変な奴め
そんなある日、ドライブ中にパパが、千成寿司の店の前の道路で、
大きな千成ひょうたん??がゴロリと落ちているのを発見
願えば、叶うもんだね・・・・ラッキーなことに、欲しかったひょうたんを、GETすることができたのです。
ひょうたん・・・・
その風貌、目的のわからない不思議形の植物。
これを、作品にするのに、意欲を燃やすパパ・・・・。
長男に、「毎日バケツに浸ったひょうたんを、観察しろ・・・」と。
帰ってくるなり、「ひょうたんの具合はどうだ?ちゃんと、観察したか?」
おいおい・・・・なんだか笑えるんですけど。
では、ひょうたんの作り方を紹介します。
最初から、中身が空っぽなわけではありません。
1.一週間ほど、水に漬け込み、中身を腐らせます。(このニオイが、超臭い!!)
2.そして、腐った中身を長い棒などで、かき混ぜながら取り出し、空洞にして、乾燥させその後、表皮を、はがす。
3.乾燥させてから、表面に色を(ニス)塗って、完成です。
パパは、ワインのコルクを、加工して蓋まで作り、化粧箱まで作っちゃいました。
これじゃ家宝みたいだね・・気軽に、水入れて持ち歩けないよ・・・・
って言うか、こんなの腰にぶら下げている人見かけたら、笑っちゃうでしょ!!
ちょうど、学校の、理科で、ツルレイシと、大ひょうたんを育てていたので、
先生に、頼まれて学校のひょうたんの作業も任されて、帰ってきました。
見事、作品にすることができました。
任務終了!!
二人とも、ご苦労様でした!!