カズ移籍合意!来月にも正式契約 (スポーツニッポン) - goo ニュース
カズには出番がある程度約束されたクラブでプレーして欲しいなあ。
海外で「出番がありませんでした」じゃ、行く意味ないもん
”横浜FCのFW三浦知良(38)がオーストラリアのシドニーFCへ11月から期限付き移籍することで大筋で合意したことが17日、分かった。横浜FCは移籍期間を11月7日から世界クラブ選手権終了時(12月18日)までに短縮するなどの条件を提示していたが、シドニーFCから前向きな回答を得た。10月にもシドニーFC関係者が来日し、正式契約をかわす。
カズのシドニーFC移籍が秒読み段階に入った。前日16日、横浜FCの奥寺康彦GM、坂本壽夫副社長がシドニーFCが指定した代理人と初めて接触。横浜FCが出したさまざまな要望をシドニーFC側も前向きに受け入れる姿勢を見せたという。今後、同代理人がシドニーに戻り最終確認する予定だが、契約内容は大筋で合意。10月には正式契約する運びとなった。
坂本副社長によれば、横浜FCが要求した条件は2点。シドニーFCの要求する「11月7日から3カ月間」という移籍期間を「11月7日から世界クラブ選手権が終了する12月18日まで」に短縮することと、レンタル料を支払う代わりにシドニーFCが資金提供して横浜FCサポーターを対象にした世界クラブ選手権観戦ツアーを開催することだが、シドニーFC側も「前向きだった」(坂本副社長)という。
金銭的な条件についても、移籍期間に横浜FCが支払う報酬と同額程度をシドニーFC側が支払うことで既に合意している。これで移籍の障害はなくなり、カズに近い関係者は「シドニーに行くことになると思う」と明言している。
残る問題は正式契約のタイミング。現在、11位に低迷する横浜FCだが、J1昇格圏内(3位以内)の可能性が消えたわけではない。それでも坂本副社長は「数字的にというよりも事実上、昇格が無理になった時点で考えたい」と話す。今後の成績次第で契約の時期を早める方向だ。
カズは徳島戦後、移籍について「横浜FCでの仕事がある。自分だけの気持ちでは動けない」と言葉を選んで話した。だが、「選手としては世界クラブ選手権に出てみたい」と発言するなど今回の移籍に魅力を感じているのは事実。サポーターの感情などを心配していたが、移籍に対する反発は少ない。徳島戦でもゴールと同時にカズダンスを披露すると観客席は総立ちになった。周囲も、旅立つカズを温かく見守っている。
いよいよ南米、欧州に続く3大陸目の海外挑戦が始まる。契約が順調に進めば11月初旬にはオーストラリアに渡る。リーグ戦も4試合に出場が可能となる。そして12月には日本人初の世界クラブ選手権出場へ――。カズは38歳になっても日本サッカー界のパイオニアであり続ける。”
カズには出番がある程度約束されたクラブでプレーして欲しいなあ。
海外で「出番がありませんでした」じゃ、行く意味ないもん
”横浜FCのFW三浦知良(38)がオーストラリアのシドニーFCへ11月から期限付き移籍することで大筋で合意したことが17日、分かった。横浜FCは移籍期間を11月7日から世界クラブ選手権終了時(12月18日)までに短縮するなどの条件を提示していたが、シドニーFCから前向きな回答を得た。10月にもシドニーFC関係者が来日し、正式契約をかわす。
カズのシドニーFC移籍が秒読み段階に入った。前日16日、横浜FCの奥寺康彦GM、坂本壽夫副社長がシドニーFCが指定した代理人と初めて接触。横浜FCが出したさまざまな要望をシドニーFC側も前向きに受け入れる姿勢を見せたという。今後、同代理人がシドニーに戻り最終確認する予定だが、契約内容は大筋で合意。10月には正式契約する運びとなった。
坂本副社長によれば、横浜FCが要求した条件は2点。シドニーFCの要求する「11月7日から3カ月間」という移籍期間を「11月7日から世界クラブ選手権が終了する12月18日まで」に短縮することと、レンタル料を支払う代わりにシドニーFCが資金提供して横浜FCサポーターを対象にした世界クラブ選手権観戦ツアーを開催することだが、シドニーFC側も「前向きだった」(坂本副社長)という。
金銭的な条件についても、移籍期間に横浜FCが支払う報酬と同額程度をシドニーFC側が支払うことで既に合意している。これで移籍の障害はなくなり、カズに近い関係者は「シドニーに行くことになると思う」と明言している。
残る問題は正式契約のタイミング。現在、11位に低迷する横浜FCだが、J1昇格圏内(3位以内)の可能性が消えたわけではない。それでも坂本副社長は「数字的にというよりも事実上、昇格が無理になった時点で考えたい」と話す。今後の成績次第で契約の時期を早める方向だ。
カズは徳島戦後、移籍について「横浜FCでの仕事がある。自分だけの気持ちでは動けない」と言葉を選んで話した。だが、「選手としては世界クラブ選手権に出てみたい」と発言するなど今回の移籍に魅力を感じているのは事実。サポーターの感情などを心配していたが、移籍に対する反発は少ない。徳島戦でもゴールと同時にカズダンスを披露すると観客席は総立ちになった。周囲も、旅立つカズを温かく見守っている。
いよいよ南米、欧州に続く3大陸目の海外挑戦が始まる。契約が順調に進めば11月初旬にはオーストラリアに渡る。リーグ戦も4試合に出場が可能となる。そして12月には日本人初の世界クラブ選手権出場へ――。カズは38歳になっても日本サッカー界のパイオニアであり続ける。”