えっ?米国戦は野球場で開催!?…日本代表戦は17年ぶり (サンケイスポーツ) - goo ニュース
野球場でサッカーとは一昔前の話だな
ギャハハハハ。
”えっ、ウソ、そんなの聞いてなーい! サッカー日本代表が5日、今季初戦となる10日(日本時間11日)の親善試合・米国戦に向けてサンフランシスコに出発した。米国戦の会場は米大リーグ・ジャイアンツの本拠地であるSBCパークで、日本代表戦が野球場で開催されるのは1989年以来17年ぶり。ところが…。関西空港から出発した主将DF宮本恒靖(28)=G大阪=らは「ホンマですか?!」と驚きの声。まさしく“未体験ゾーン”でのドイツW杯イヤー第1戦となる。
まさに想定外の事態だった。冷静沈着なジーコ・ジャパンの主将も、さすがに表情を変えた。
「えっ…。それ、ホンマですか?!」
関西空港の出発ロビーで目が点になったのは宮本だ。10日の米国戦の会場が『野球場』と聞かされ、しばらく言葉が出てこなかった。日本サッカー協会は昨年12月2日、すでに米国戦の詳細を発表していたが、成田空港からの出発組も含めてほとんどこの事実を知らなかった。
同じドイツW杯出場国・米国との一戦は大リーグの名門、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地SBCパークで開催される。右翼後方は美しいサンフランシスコ湾に面し、メジャーリーグの球場の中でも“名物スタジアム”で知られる。
今季中にメジャーの本塁打記録を塗り替えようとしている強打者バリー・ボンズ外野手(41)のホームランボールを取ろうと、試合開催日には右翼後方の入り江にコレクターがこぞって船を出すことで有名。ちなみに、ボンズの場外アーチは『スプラッシュ・ヒット』と呼ばれる。かつては新庄(現日本ハム)もジャイアンツに在籍し、このスタジアムを本拠地にプレーした。
とはいえ、日本では近年、野球場でのサッカー開催は例がない。日本代表は01年7月、多目的型の札幌ドームでパラグアイ戦を開催しているが、純然たる野球場では神宮球場にマンチェスターUを招いた89年8月7日までさかのぼる。現在の代表選手にとってはまさに“未体験ゾーン”だ。
米国は02年日韓W杯で8強入りし、最新FIFAランクは7位(日本は15位)。ただ、野球、アメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケーの4大プロスポーツの人気には及ばないのが現状だ。そんなお国柄が出た試合会場の設定といえそうだが、だからといって「ウソ?!」「マジ?!」とぼう然としてもいられない。
「うーん…。でも、まあ、10年ぐらい前に甲子園でやったことはありますから」。宮本は頭の片隅にあった記憶を引っ張り出して整理した。G大阪入団2年目の96年2月、阪神の本拠地・甲子園球場で行われたプレシーズンマッチ・V川崎(現東京V)にフル出場した経験がある。
米国戦は国内組だけで臨むとはいえ、大事なW杯イヤー初戦。解放感たっぷりのメジャー球場は明らかに球技場とは趣が違う。試合勘が微妙に狂いそうだが、ジーコ・ジャパンが貴重なアウエー戦をドイツへのステップに変える。 ”
野球場でサッカーとは一昔前の話だな
ギャハハハハ。
”えっ、ウソ、そんなの聞いてなーい! サッカー日本代表が5日、今季初戦となる10日(日本時間11日)の親善試合・米国戦に向けてサンフランシスコに出発した。米国戦の会場は米大リーグ・ジャイアンツの本拠地であるSBCパークで、日本代表戦が野球場で開催されるのは1989年以来17年ぶり。ところが…。関西空港から出発した主将DF宮本恒靖(28)=G大阪=らは「ホンマですか?!」と驚きの声。まさしく“未体験ゾーン”でのドイツW杯イヤー第1戦となる。
まさに想定外の事態だった。冷静沈着なジーコ・ジャパンの主将も、さすがに表情を変えた。
「えっ…。それ、ホンマですか?!」
関西空港の出発ロビーで目が点になったのは宮本だ。10日の米国戦の会場が『野球場』と聞かされ、しばらく言葉が出てこなかった。日本サッカー協会は昨年12月2日、すでに米国戦の詳細を発表していたが、成田空港からの出発組も含めてほとんどこの事実を知らなかった。
同じドイツW杯出場国・米国との一戦は大リーグの名門、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地SBCパークで開催される。右翼後方は美しいサンフランシスコ湾に面し、メジャーリーグの球場の中でも“名物スタジアム”で知られる。
今季中にメジャーの本塁打記録を塗り替えようとしている強打者バリー・ボンズ外野手(41)のホームランボールを取ろうと、試合開催日には右翼後方の入り江にコレクターがこぞって船を出すことで有名。ちなみに、ボンズの場外アーチは『スプラッシュ・ヒット』と呼ばれる。かつては新庄(現日本ハム)もジャイアンツに在籍し、このスタジアムを本拠地にプレーした。
とはいえ、日本では近年、野球場でのサッカー開催は例がない。日本代表は01年7月、多目的型の札幌ドームでパラグアイ戦を開催しているが、純然たる野球場では神宮球場にマンチェスターUを招いた89年8月7日までさかのぼる。現在の代表選手にとってはまさに“未体験ゾーン”だ。
米国は02年日韓W杯で8強入りし、最新FIFAランクは7位(日本は15位)。ただ、野球、アメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケーの4大プロスポーツの人気には及ばないのが現状だ。そんなお国柄が出た試合会場の設定といえそうだが、だからといって「ウソ?!」「マジ?!」とぼう然としてもいられない。
「うーん…。でも、まあ、10年ぐらい前に甲子園でやったことはありますから」。宮本は頭の片隅にあった記憶を引っ張り出して整理した。G大阪入団2年目の96年2月、阪神の本拠地・甲子園球場で行われたプレシーズンマッチ・V川崎(現東京V)にフル出場した経験がある。
米国戦は国内組だけで臨むとはいえ、大事なW杯イヤー初戦。解放感たっぷりのメジャー球場は明らかに球技場とは趣が違う。試合勘が微妙に狂いそうだが、ジーコ・ジャパンが貴重なアウエー戦をドイツへのステップに変える。 ”