ひめゆり学徒の意志・・・島唄(宮沢和史)
私はこの曲が好きです。でも詩の内容を熟知しないで歌っていました。故に何かしら後ろめたい気持ち。
しかし、音楽のメッセージが持つ力を改めて実感しました。
みなさんも今一度この歌詞に目を通してみてください。
「島唄」 宮沢和史作詞・作曲
でいごの花が咲き 風を呼び嵐が来た
でいごが咲き乱れ 風を呼び嵐が来た
くり返す悲しみは 島渡る波のよう
ウージの森であなたと出会い
ウージの下で千代にさよなら
島唄よ風に乗り 鳥とともに海を渡れ
島唄よ風に乗り 届けておくれ私の涙
でいごの花も散りさざ波がゆれるだけ
ささやかな幸せは うたかたの波の花
ウージの森で歌った友よ
ウージの下で八千代の別れ
島唄よ風に乗り 鳥とともに海を渡れ
島唄よ風に乗り 届けておくれ私の愛
海よ 宇宙よ 神よ いのちよ
このまま永遠(とわ)に夕凪を
島唄よ風に乗り 鳥とともに海を渡れ
島唄よ風に乗り 届けておくれ私の涙
島唄よ風に乗り 鳥とともに海を渡れ
島唄よ風に乗り 届けておくれ私の愛を
※ でいご(の花)(梯梧)
インドやマレー半島が原産のマメ科の高木落葉樹で、日本では沖縄が北限とされている。毎年4月~5月にかけて、真っ赤な花をつける。ただし、毎年満開となるとの保証はないそうである。昭和42年(1967)、県民の投票により「沖縄県の花」として選定された。でいごが見事に咲くと、その年は台風の当たり年で、天災(干ばつ)に見舞われるという言い伝えがある。沖縄では「やしきこーさー(屋敷壊さー)」とも呼ばれることも。根の力が強く、家の近くに植えると、根がのびて家を傾かせてしまうからだ、と。
※ ウージ
サトウキビ。花は冬至のころに満開になるが、ススキにそっくり。
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この歌の作者である宮沢和史さんのコメント(朝日新聞掲載)(出所:http://ayakomemo.bisid.net/?eid=327413)
『島唄』は、本当はたった一人のおばあさんに聴いてもらいたくて作った歌だ。
1991年冬、沖縄音楽にのめりこんでいたぼくは、沖縄の『ひめゆり平和記念資料館』を初めて訪れた。そこで『ひめゆり学徒隊』の生き残りのおばあさんに出会い、本土決戦を引き延ばすための『捨て石』とされた激しい沖縄地上戦で大勢の住民が犠牲になった事を知った。
捕虜になる事を恐れた肉親同士が互いに殺し合う。極限状況の話を聞くうちにぼくは、そんな事実も知らずに生きてきた無知な自分に怒りさえ覚えた。資料館は自分があたかもガマ(自然洞窟)の中にいるような造りになっている。このような場所で集団自決した人々のことを思うと涙が止まらなかった。だが、その資料館から一歩外に出ると、ウージ(さとうきび)が静かに風に揺れている。この対比を曲にしておばあさんに聴いてもらいたいと思った。
歌詞の中に、ガマの中で自決した2人を歌った部分がある。『ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら』という下りだ。『島唄』はレとラがない沖縄音階で作ったが、この部分は本土で使われている音階に戻した。2人は本土の犠牲になったのだから。
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音楽に国境はないので、鎮魂歌としてみんなで歌いましょう。
路線的に、キャラ的にはAGA-JISAN向きではないでしょうか。
魂の叫びが聞こえてきそうです。
イメージはできています。
是非一度!
人前で・・・。
またいつの日か歌いたいと思っています。
いつの日か。
そして、If You Can't Give Me Love & Desperado もお楽しみに。
なので、一般的にはその地域で親しまれている民謡、言うなれば「おらが村の唄」を指すします。
ブームのこの歌は、島唄に対するオマージュでもありますね。
三線で演奏するのにふさわしいかどうか・・・なので私は発表曲には入れませんけど・・・
この曲が大ヒットして以来、「沖縄の唄=島唄」というのが
「単なるイメージ」として本土の人に根付いてしまった感があり・・・
特に、一時期本格的に沖縄の伝統民謡を学んできた相方には
沖縄の音楽ってそれだけじゃないんだよ!という想いもあると思います。
でも、こうして作者から歌の真意や込められた想いが語られると、
違った意味で、また「安易に歌えない」なと感じますね。
ブームが去った今だからこそ、きちんと歌うべき曲かも。
今では沖縄民謡=島唄 な感じになっていますね。。
しかし、この唄・・・深~いんですね!
そして、戦争の無残さ・・・改めて、考えさせられました。
ありがとうございますm(__)m
JIGA-JISANもレパートリーに入れようかな??
でも、心して唄わないと・・・駄目ですね^^;
レパートリーにしようと楽譜を手に入れました
つい、二ヶ月程前のことです
でいごの花とは不吉の象徴
戦争という風を呼び、嵐(軍隊)がやってきた
Kenzoさん、唄ってくださいな
僕もいつか唄いたいと思います
追伸
局長のクアトロとKenzoさんのデスペラード
聴きたかったなぁぁ
マジ聴きたかった
またお願いします
私には 重すぎて 歌えないですね。
この曲のタイトル「島唄」の二文字にとても重みを感じられます。
言葉を噛み締めながら歌いましょう。
学徒の自決の唄。。八千代の別れ。。この唄が海を越え届いて欲しい。。
知りませんでした。ますます好きになりました。