茅刈り作業・・・ベルピールにて(美作市旧東粟倉村)
その屋根の土台となるのが茅です。その上質な茅の自生地があのベルピール自然公園の一角にあります。丁度鐘の上辺り一帯がその場所です。
この度その茅刈り作業の誘いがマッキーからあり、湯アコ関係者に声かけして、8名(マッキー、有森、アニヤン、ユカちゃん、拓ぼん、カヨちゃん、キクちゃん、ケンゾー)のメンバーが集合しました。
大阪のある会社が茅葺き屋根の家を建てる予定があり、その茅の確保のための作業です。この会社は愛の村に農場を持ち、その管理、指導にマッキーが携わっています。
ということで、12日(日)天気が心配されまたが、見事に晴れ渡り、澄んだ空気に青い空、 そして、作業場所一帯は雪があるというロケーションでした。身を切るほどの寒さ、冷たさはなく、少し動くと汗ばむほど。
その雪をザクザクと踏みしめみんな遠足気分。この雰囲気がなんともよろしい。参加したものでないとわからない時間とその空間の共有。何でもやってみるもの、試してみるもの。
まず、マッキー先生が作業内容を手ほどき。言うのは簡単。やってみると意外とてこずる。 刈るのは手刈りと、草刈機。
そうこうしているうちに、続々と人が集まってくる。約20名。この会社の従業員がボランティアでこの作業に参加しているらしい。凄い会社だ。平均年齢低く、女子が大半。一帯に明るい声が響き渡り、男共を刺激。
どうやら屋根向きの茅は細いほど良いらしい。確かにここの茅は細い。一抱えの束が何と 8000束必要らしい。想像つかない量の多さだ。
刈り取り、運搬、揃える、束ねる班に別れ、黙々作業する者、常にしゃべりながら作業する者、横目でチラチラおねーちゃんたちを観察しながら作業する者・・・あ~あ。
お楽しみはなんと言ってもランチ。手弁当のつもりがこの会社が豚汁を準備してくれた。それも調理器具、具材を持ち込んで自炊。調理人はユカちゃん。プロパンガスの火力が弱く時間がかかったが、大きなナベに豚汁完成。この旨さにみな歓声!みんなと一緒に食べるから又旨し。
昼休憩の後は刈とって山積みされた茅をみんなで 結束作業。これが又大変。切り口を揃え、要らない部分を削ぎ、紐で結束して出来上がり。
最後の作業は、それらを麓の田んぼに運搬。乾燥させるために束を 重ねて立て、倒れないように縛って完成。これには高度の技術を要します。
熟練された匠の技をマッキーから盗むことが出来ず、チャンスがあれば次回この経験を活かしたいと思い薄暗くなりかけたこの地を後にしました。
簡単な説明でしたが、参加したみなさんとの和と輪、絆が更に深まりました。
ああ、自然って、人間って良いなあ。
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場所は覚えてないし違うかもしれないけど、こういう作業をしたんでしょうなぁ
こういう時の豚汁は最高~~~じゃナ
コンビニ弁当じゃ、絵にならないですね。
何もお手伝いしていない者が
「屋外豚汁」に反応してしまいました(笑)
お昼まだなんよね・・・食べた~い。