北九州市戸畑区にある夜宮公園内にある菖蒲園は森の奥深くにあります。
花菖蒲は、森に囲まれた静かな場所で水を張った池の中で咲く様が好きです。
菖蒲園は高台にある東屋を通り、森に囲まれた散策路を下りながら辿り着き、
菖蒲の花を楽しみながら菖蒲園を一周しました。
菖蒲園を見下ろせる東屋
東屋からみた菖蒲園
菖蒲園に到着
菖蒲園は白い橋を境に2種類に分かれていて橋までのエリアは、色々な菖蒲が混ざって咲いています。
菖蒲園を跨ぐ橋
橋の向こうの菖蒲園はそれぞれのブロックで花菖蒲が品種毎に咲いています。
ブロックの中できれいに咲いていた菖蒲たちです。
新紫式部
児化粧
菖蒲園全景
一通り菖蒲を楽しんだ後、東屋の方の戻る時です。
下から見上げる東屋もまた良い雰囲気でした。
菖蒲園は森の奥にあると言いましたが、実は地図からもわかるように車が通る道路横にあります。
菖蒲園に高台の東屋から行くのと、道路からすぐ入るのとでは
趣が全く異なります。
いつも距離はあるのですが、わざわざ東屋の方から降りて見に行っています。
山口県宇部市にある常盤公園内の菖蒲苑は、数年前に初めて訪れ、
花菖蒲と古民家や白い吊り橋、石灯籠などが調和していて、とても気に入りました。
それ以降、毎年関門の海を渡って2時間かけて訪れています。
訪れるごとに今までと違う所を回ったり、撮影のアングルを変えたりしています、
今回は、菖蒲苑以外にも足を運び常磐神社まで足を伸ばしました。
菖蒲苑散策
散策コースと撮影点、本文参考名称
① 菖蒲苑入口
味のある公園名表示板と菖蒲苑内のコラボに癒やされます。
② 古民家と白い吊り橋
菖蒲苑の古民家と白い吊り橋を花菖蒲と紫陽花が彩っていました。
③ 猿踊(さるおどり)
この日、一番イキイキしていた花菖蒲です。
④ 白い吊り橋をバックに蓮池と花菖蒲
⑤-1 古民家と花菖蒲
古民家は花菖蒲と殊の外似合います。
⑤-2 真っ赤な睡蓮
睡蓮の花は涼しげに感じます。
⑥ 石灯籠と古民家
古民家と石灯籠のコラボがとても気に入っています。
⑦ 目の前に広がる花菖蒲と古民家と石灯籠
菖蒲苑を出て・・・
菖蒲苑以外の散策
散策コースと撮影点、本文参考名称
⑧ 白い吊り橋
⑨-1 常磐神社
常磐神社は、茨城県の常磐神社とは違い、常磐湖の守護神として祀られていtるもので昭和43年に改築されていました。
この近くに住んでいた頃は、古い神社でしたのでその後生まれ変わったもののようです。
⑨-2 牡丹苑を楽しむ古民家
牡丹の咲く時期は古民家の中から見ると風情がありますね。
⑩ 常磐神社
二ノ鳥居より望む
⑪ ペリカン島
ペリカン島はスッポリと網で囲われています。
かって、この公園を襲った鳥ウイルスからの保護のためでしょう。
⑫ 神社裏の散策道
穏やかな池の水面と木陰に気持ちが癒やされました。
⑬ 手水舎と三の鳥居と朱の橋
常盤公園は、50年前に親しんだ懐かしいところで当時と変わった所はまた新鮮に感じます。
50年前、この地に数年間住んだことがあり、この公園に訪れると公園だけでなく住み慣れたところなどの懐かしさも味わえます。
人は、なぜか懐かしい場所に立つととても優しい気持ちになるような気がします。
山口県下関市に明治維新の立役者・高杉晋作と奇兵隊の眠る東行庵があります。
高杉晋作は、奇兵隊を創設し長州藩を幕府従順から倒幕へと回天させ明治維新の完成を見ないで28歳という若さでこの世を去りました。
愛人おうのは、晋作を生涯をかけてここ東行庵で弔いました。
花菖蒲の清々しい姿は、晋作の颯爽とした活躍を想像させるのに相応しい花のような気がします。
散策したコースと本文の出る名所と撮影番号を示します。
① 東行庵石碑
東行庵入口に堂々と立っています。
② 菖蒲園 A
東行庵に入ると直ぐ緑に囲まれた花菖蒲に出会います。
③ 東行池 A
静かな雰囲気の中で、花菖蒲、睡蓮が咲き、鯉が泳いでいました。
④ 朱橋と石塔と花菖蒲
朱橋をわたり振り返る緑の中で朱橋と石塔と花菖蒲のコラボが綺麗でした。
⑤ 東行池Bの対岸から見た光景
石塔と朱橋と花菖蒲のコラボがここからも美しかったです。
⑥ 朱橋をバックの花菖蒲
ここで見る花菖蒲が一番好きです。
⑦ 菖蒲園 A
②の方向から見た雰囲気と一味違います。
⑧ 東行庵
晋作を生涯弔った「おうの」が住んだ家です。
映画のワンシーンのように「おうの」が布団を上げ下ろす様子や掃除をする様子が目に浮かびます。
東行庵のような歴史を感じさせる菖蒲園は数少ないのではないでしょうか。
整備された菖蒲園は素敵です、加えて歴史を変えた功労者を忍びながら清々しい花菖蒲に囲まれて散策し
日常の生活から解き放された至福のひとときを味わうことができました。
散策コースと撮影点と記事内に表れる場所や施設
① 東屋
菖蒲園が見下ろせる東屋です。
② 菖蒲園A、B
東屋から見下ろす菖蒲園は森に囲まれ神秘的です、
③ アジサイと菖蒲園BとA
橋を挟んで手前から菖蒲園B、菖蒲園Aが見えます。
④ 菖蒲園をまたがる橋
⑤ 花菖蒲
橋の上から美しい花菖蒲を撮影しました。
難波津(なにわつ)という花菖蒲です。
⑥ 菖蒲園A
全体像です。
菖蒲園に水が張ってあると花菖蒲は一層きれいに見えますね。
⑦ アオサギと花菖蒲
ちょうど良いところにアオサギが飛んできてくれました。
花菖蒲は錦川(にしきがわ)という名前です。
⑧ 菖蒲園Bと東屋
緑に包まれて別世界に浸りました。
⑨ 東屋
菖蒲園側から見た東屋も素敵でした。
夜宮公園花菖蒲園は、この時期花菖蒲は水を張った水面とその輝きや映り込みの姿とのコラボの美しさは
目を見張るものがあります。
また、初夏の暑い日差しが照りつけるこの時期に、この森に包まれた東屋から花菖蒲園を散策し
別世界に入ったような静けさと安らぎの中で至福のひとときを過ごしました。
一昨年(2018年)に近くの菖蒲園を殆ど見てきて、何度も見たいところは2箇所と少なかったので
新しいところを探していました。
山口県宇部市にあるときわ公園の菖蒲園は、その時にたまたま見つかったものです。
菖蒲園に入って見ると、構成されるアイテムと花菖蒲の配置などとても良くて心から気に入りました。
特に、白い吊橋、藁葺の古民家風の東屋、自然の風情を持つ石塔は花菖蒲ととても調和していました。
この菖蒲園は、毎年来たくなる公園に仲間入りし、お気に入りの菖蒲園は3箇所に増えました。
この公園のある宇部市は、50年前に数年間過ごしたところでよく遊びに来た公園です。
その頃はこの菖蒲園はなく未開拓のところでした。
菖蒲の咲いているところにほぼ必ず紫陽花が咲いているように感じます。
花菖蒲と紫陽花のコラボはいかにも梅雨の季節に相応しいです。
菖蒲園入口
きれいな紫陽花が色を添えて、菖蒲園の案内板も雰囲気に溶け込んでいました。
入口からの光景
赤紫色の紫陽花の向こうに菖蒲と睡蓮が奥の方に広がっていました。
入口を反対から見ると・・・
階段を紫陽花が囲い良い雰囲気です。
花菖蒲と蓮池と白い吊り橋
白い吊橋がとても良いアクセントになっていました、松もいいですね。
石塔と藁葺きの古民家風東屋と・・・
石塔、癒やされる古民家風東屋、ツツジ、紫陽花、花菖蒲の鮮やかさが絵画にしたいほどの光景でした。
古民家風東屋と花菖蒲と紫陽花、ツツジのハーモニーが素敵です。
いろんな言葉が邪魔になるほどの素敵な光景に大満足でした。