押し寄せる悲しい現実を拒むように

日付上、昨日は母の日。

我が家では母の日が無い。

その理由は、自分の母親が失踪して２０年目で、妻の母は今年お亡くなりになったので、母の日が無い。

ま、子供も居てるので、これからは母の日も父の日も自分たちがされる側になった訳で…

で、今年の母の日は普通の日曜日として過ごす予定でした。(娘０歳なもので)

昼過ぎくらいに妻がベビーフードがどうとかこうとか言ってたので、娘を見とくから買いに行けば？的な感じで、僅かな時間だけでも１人の時間と最近全く外出してなかったので気分転換して来てもらえたら。と意図のもと留守番と子守りを引き受けることにしました。

妻が出掛けて娘と二人きり。

とりあえずオモチャで遊んで、伝い歩きを補助して(←背後から手を添える程度)テレビ(アニメ)を一緒に視て。と２時間ちょっとくらい留守番。

妻が帰宅して娘の晩ご飯の用意を始めたタイミングで、近所のスーパーに自分らの晩ご飯の材料とパンを買って来ると妻に告げて、今度は自分が外に出ました。

自宅を出て、人通りの少ない道を選んでスーパーに向かって歩いてたら、やたら身体が重くて、脚がパンパンなってることに気付いて…

娘と全力で遊んだ時に太ももの上で娘が飛び跳ねる感じの屈伸運動してたことを思い出し、それで脚パンパンなんや。と自己分析して、思わず

「しんどぉ…」って声に出してしまった。そのタイミングで背後から自転車が自分を追い抜こうとしてた感じで、私の声に出てしまった言葉を自転車に乗ってた初老のおっちゃんに聞かれたみたいで

そのおっちゃんは、一瞬停車してこっちを見て

「諦めるな。生きてれば、いつか良いことがあるから!!」

　

と私に向かって突然言ってきて、そして走り去って行った…

ん？どういうこと？とあまりに、突然過ぎた見知らぬおっちゃんの謎の励ましの言葉に、びっくりしたのと困惑したのとで、スーパーに着くまでの間、ずっと考え込んでしまった。

スーパーに着いて、スーパーの屋外の喫煙所で一服した時に「はっ!!」てなった

「しんどぉ…」って言葉を自転車のおっちゃんは「しのおぉ…」って聞き間違えたんでは？？それなら、見知らぬおっちゃんの謎の励ましの言葉が理解出来る。と名探偵ばりの考察ができました。

実際、ホントのところどうなんか判らんままですが…なんか不思議な体験をした

とりあえず自分は今日、ヤバいくらい疲れただけ。来年以後も母の日は娘と一緒に妻に家族サービスをしていこうと決めました。