なにわ老いしぐれ

野暮用で小ぬか雨降る
（なんて作りすぎだちゅ～の：朝の雨がうそのように止んだとか）大阪に。

でも御堂筋線でしたっ
（本当）


新大阪で帰りのチケットを買おうとしたら


ない

ないっ

さっきまであったはずの小銭入れがない。

＝＝＝ここで説明しよう
この小銭入れ、ただの小銭入れではない
会社の鍵（もちろん最近導入したばっかのセコムのスティックも）、我が家の鍵、金庫の鍵などが入っているとっても大事なモノ＝＝＝

ってこれは相棒。

しかもチケット売り場に随分並んでやっと順番が来たところで気づく）

顔面蒼白

慌てて落し物係りを訪ねた。

どこで？？

多分さっき乗った地下鉄の中・・・だと思う
「ワシも年じゃのう」
がっくりうなだれる相棒。


半分諦めていたが
「それらしき物が届いているみたいですよ」
と聞き、祈るような気持ちでもとの駅に戻った。

「これですか？」

「あ～～～、それです。それっ」
（思わず金の斧、銀の斧の話を思い出した冷酷なアタイ）

ラッキーなことにありました。
（大阪の人はええ人や～～）

何度も頭を下げる彼。
私も隣でペコペコ

ホっ
やっと帰れる
で、また新大阪に。

「もう、しっかりしてよねっ」
（普段叱られてばっかなので今日は立場逆転）


「これからはワシの後を歩いてくれ」



ってまるでアタシがいつも前を歩いているみたいジャンよ～～