先月行った笠岡の竹喬美術館で目にしたパンフレット。
母の生家に近いところの出身者と知り、興味を持った。
パンフレットより
1922年生まれの染色作家。柚木家は倉敷市玉島の旧家で、祖父・玉邨とその弟久我小年は南画家、父久太は洋画家として知られています。芸術的な環境に恵まれながら育った柚木沙弥郎は、戦後間もない頃、大原美術館で柳宋悦の民芸論と芹沢介の型染めに出会い、染色作家の道を歩み始めました。
とあります。
私は初期の帯地が特にお気に入りです。
色の使い方が素敵だわ~
アッシジの風景を模した細帯など布地だということを忘れるほど。
生成り地にピンク、赤、水色、紫、緑などたくさんの色を使っているのにくどくない。テキスタイルと言っても良いのでは?
板絵、ガラス絵、水彩、リノカット、婦人之友の表紙絵、”長岡輝子・宮沢賢治を読む”では第14回巌谷小波文学賞を受賞している朗読CDの挿絵も。
図録を買ってしまうほど柚木ワールド良かった
岡山県立美術館にて 6/29まで
同時開催中の古典・物語絵の世界展、柚木家をめぐる画家たち、
国吉康雄ベストセレクション、緑川洋一北欧写真展も開催中
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