夢の履歴書

某日本経済新聞の“私の履歴書”コーナーが好き
今連載中の　有馬稲子さん。
去年、彼女の朗読を聞いたこともあって親近感もひとしお。

６５歳で運転免許を取った（しかも合宿で）というからすごい
若葉マークと紅葉マークを一緒に着けたら？と言われたそうで…。

彼女の文章

１００均で履歴書を買った。
しげしげとみた。
そして思った、どうして履歴書には“夢”という欄がないのだろう。


彼女の夢とは…

イギリスのコーンウォール半島のその名もランズ・エンド、地の果てという場所に、
海を背に作られた[ミナックシアター]という屋外劇場がある。
中略　　…ロウィーナ・ケイドという女性が５０年以上かけて、独りで石をひとつずつ運んで作り上げた劇場なのだそう。

（ステキよね）


そこで[源氏物語]を朗読してみたい。
打ち寄せる波の音がいい伴奏になるだろう。
となると光源氏が必要だ。
セリフはなくて私の朗読に合わせてうなずいてくれればいい。

（ああ、ステキすてき）

誰がいいかもう服案はもう決まっている。
ダルビッシュ有、彼以外には考えられない。

―とある。

（由加デビル：ダルかい）


女優一筋の彼女、もちろん履歴書なんて書いたことはない。
賞罰の賞欄には紫綬褒章と勲四等宝冠章、罰は２度離婚を経験しているから×２と書くそうだ。


チャンスがあれば…だが。

ね、楽しいでしょ？


私も将来こんなこと言って驚かせてみたいわ