①タクシーが来るまで。

人生、長いこと生きてるといろんなことに遭遇する。


先日のコラボパーティの日。
その日はあいにくの雨でした。


いったん自宅に帰って、車を置き、タクシー呼んだ。（飲む気マンマン）



「時間かかりますよ」



うっそおお
なるべく早い目にお願いしやす




少しでも早く乗るつもりで玄関先で待機。


いつものブーツを履いておった。




ゲ



なんと急いだせいで、肩から掛けていたストールがブーツのファスナーに巻き込まれた


慌てて外そうとするがくいこんでしまってる
ファスナーを下げようとしたけど、さがんない



なんということだ


スカーフをつけたまま歩けないし。


切っちゃえ



デビルの声がした。




切っても繊維が残ってしまうと余計困るよ。


あ～～～んどうしたらよいのだろう・・・


ブーツを脱ぐこともままならないこの状態。


いつも冷静なわたしもさすがに固まってしまった。

ドラえもん！！助けて！



何故、ドラえもんなのか・・・それはね、いっぱいポケットの中に秘密兵器が入ってるから。





少しファスナーが動いた。


ブチ


その時鈍い音がした。




と同時にブーツから糸が離れた。




ああ、良かった



これで出かけられる・・・。