12/19.日本トルコ国交100周年に寄せて
ビュレント・エヴシル/フィリップ・モル
〜トルコ音楽に秘めた熱き想い〜大阪公演終演致しました。
私は今回のシリーズは賛助出演でビュレントと私そしてフィリップのピアノとの2本フルートとピアノのための作品で、トルコの作曲家シャルディ(本邦初演、譜めくり泣かせな曲)、
ハンガリーのドップラー 、と異国情緒溢れる曲に参加させていただきました。
曲の詳細はまた書きますが、
聴いた直後のスーパーエンジニア五島さんの
私の音楽的な役割についての感想が鋭すぎて脱帽。
出演予定だった杉山翼さんが急病で出演を見合わせる事になり、前日にそれを知って、3本フルート とピアノの編成の曲だった曲が出来なくなったのでアンコールで私が入って演奏したゴーベールは前日急遽初見で。
でも少し前の投稿でも書いていた様にゴーベールのこのサイズの作品好きなのでゴーベール先生から寄って来てくれました(?)
こちらもギリシャ風で異国的ですね。大好き。
会場では大好きな人達ばかりに見守られて楽しく演奏出来ました。
年の瀬の平日夜のお忙しい時期にご来場いただいた皆様に、そして2023年3月のトルコでの震災のための義援金にご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
スイスでビュレントはゴールウェイのマスタークラス内で2位を獲り、私はピッコロでゴールウェイに招待されて出会い、長年サー・ジェームズ・ゴールウェイをはじめ、錚々たるアーティストの伴奏を務めている今年80歳になったフィリップと、今回同じステージ上でお互いの「気持ちの揺れ」などを感じ、それぞれを気遣いながら演奏
する。私達それぞれの出会ってからの年月を思いました。
歳を取るのも良いものです。