fm797「山村有佳里のミュージック+プラス」第75回放送は京都大学文学部準教授 川島隆先生をお迎えしてお届け致しました。
関西チェコスロバキア協会繋がりでもありまして、1月ゲストの阪大文学部ドイツ文学教授三谷研爾先生とも皆さんお仲間です。
先頃カフカ「変身」の新訳を上梓された川島先生ですが、カフカはチェコ出身のドイツ語を話すユダヤ人。そして私がよくご紹介している作曲家シュルホフも同時代を生きたチェコ出身のドイツ系ユダヤ人。
先生の新訳を通じて当時の作者の背景にも思い馳せられながら読まれると良いのではないでしょうか?
そして川島先生から文学を学ぶ若い人たちへ「とにかく本が、文学が好きだという気持ちを忘れないで」とのメッセージです。
学問にしてしまうと、文学も音楽もやはり苦しい側面に出会ってしまう。
よく音楽家も"沢山練習しなくてはいけないんでしょう?"と言われますが、私たちはそもそも"吹く(弾く)のが好きで好きでたまらない"から時間を忘れて楽器を演奏していたのがきっかけで今に至っているわけです。
本が好きでたまらない、音楽が好きでたまらない、その熱を忘れないでください。
川島先生ご出演ありがとうございました。
もののけ姫はチェコフィルが演奏している事から
本日の挿入曲は私のフルートで久石譲作曲"アシタカせっ記"でした。
再放送は23時から。
リスラジのアプリでお楽しみ下さい。
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