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今日午前10時から総務常任委員会が開かれ、傍聴しました。その中で、政務活動費の領収書等の議会ホームページでの公開を求める陳情が、全会一致で採択されました。
この陳情の主な理由は、「政務活動費の交付に関する条例によって、議員は毎年度収支報告書と領収書等を議長に提出することや、何人も収支報告書・領収書等の閲覧を請求できることが定められているが、紙ベースでしか閲覧することができないため、市民は平日にしか閲覧できず、写しの交付を受けても1枚10円の費用がかかる」ことや、「使途を市民に向けて透明なものにするためには議会ホームページで公開し、誰でも閲覧できるようにすることが必要」としています。
日本共産党は委員である野本信正市議から、「ホームページでの公開は行なうべきであり賛成、公開までに整理する問題があれば速やかに行なうこと」と述べました。
他の会派は、「使途の透明性の確保については理解するが、ホームページでは不特定多数が閲覧でき、個人情報など法的にクリアしなければならない。将来的には公開すべき案件」や「透明性の確保はしないといけない。法的問題があればクリアする必要がある」、「適切に処理することが必要。ホームページの公開は賛成」、「市民への情報公開を求めている。領収書の面で紙ベースやホームページベースでの課題があるので、そこは対応すべきではあるが賛成」としています。
写真は、日本共産党千葉市議団の控室に保存している2015年度の政務活動費に関する領収書等のファイルです。