今日午前10時に、市に対して「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急の申し入れ」を行いました。以下、申し入れの内容です。緊急を要するものですから、文面は読み上げることはせず、10分以内で申し入れを終えました。申入れの内容(ワード)はこちら⇒t.docx
2020年2月18日
千葉市長 熊谷俊人 様
日本共産党千葉市議会議員団
新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急の申し入れ
世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染症による肺炎について「緊急事態」に当たると宣言しました。これを受け、日本政府も「指定感染症」と定め、「水際対策」などの検疫体制を強化しています。
しかし、新型コロナウイルスは国内で、すでに「ウイルスが入り込み市中において散発的な流行が起きてもおかしくない」(日本感染症学会)状況にあるとされています。先週末には神奈川県で、新型コロナウイルス肺炎により高齢女性が死亡しており、国内での人から人への感染「市中感染」が起きているとの報道もされています。
いま、千葉市も含めた首都圏での感染の広がりが懸念されており、市民の不安は大きく高まっていることから、千葉市としての対策を抜本的に強化することが求められています。
そこで、日本共産党千葉市議団は、以下についての緊急の申し入れを行うものです。
1.市の電話相談窓口を24時間対応に切り換え体制を強化すること。
2.国・県とも連携し公的情報を迅速に市民へ伝えるとともに、市として独自の情報把握に努め、インターネットを利用できない高齢者・市民にも確実に届くよう徹底すること。
3.介護施設、老健施設等にマスクなど感染予防用品が行き渡るよう対策を強めること。
4.市立病院、保健所の検査体制の強化と検査希望者の全てを受け入れる体制をつくること。
5.陽性と診断されなかった場合でも、新型コロナウイルス肺炎を想定した慎重な対応を行うこと。
6.新型コロナウイルス問題による市内業者への影響を調査し、必要な融資や助成などの支援策を講じること。
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