ここは浦安市当代島にある『船圦緑道』です。昭和40年代後半まで「船圦」(ふないり)と呼ばれた川が流れていました。長さ550メートル、川の幅が12メートル程の川で、人工的に掘削された川であるともいわれています。
当代島地区は、この「船圦」周辺に集落が形成され、発展してきたました。
この川を農業用水路を引いたり、また、船が多く係留され、採ってきた魚介類を荷揚げする光景もあったようです。ここから西に向かうと旧江戸川で、漁のために川を利用し、海へと下っていきました。
生活用水としても、日常的に利用され、地域の人々の生活を支えてきた歴史もあります。
しかし、昭和48年には、川の埋立て工事が始められ、昭和52年に緑化推進事業の一環として、道路の中央部に樹木が植えられ、現在のような緑の道路が完成しました。その後、道路の改善もされ、明るくきれいに整備されています。
「船圦緑道」と、公募により名付けられ、散策道として地域の方々に親しまれています。
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