野本信正市議(若葉区)の議案質疑について先日ブログでも紹介しましたが、中心市街地にある中央公園・通町公園連結強化のための用地取得に、今議会での補正予算で1億8,000万円計上し、今後も用地取得だけで約10億円、建物移転費用など約13億円。それ以外にも整備費用がかかるとされていることを示しました。
これが今日の都市建設委員会でも議論になりました。他の委員からは「購入してしまっていいのか。また売却することにならないか」「唐突感があったということを地元からも聞いている」「この事業については不透明」「神社は門前の公園を買収する予定だったのでは」など疑問が出されました。
それに対して都市局は、「インバウンドを含め、違う価値観を生み出したい」などと答えています。
私からは、「これまでも同じ地区にあるツインビル(再開発ビル)も、きぼーるも当初の計画では回遊性が高まるとしていたが、現実は中心市街地はパルコの撤退など厳しい状況にある。明らかになっている事業費23億円+αで整備することで訪れたいまちになるのか疑問」「投資した分だけの効果が得られるのか未知数であり再検討を」と求めました。市はあくまで「現状では数値は示せないが、価値観が違うもので人を呼び込む」などとしています。
私からは、「中心市街地の活性化そのものは否定はしていない。補正予算に出されている2014年2月に焼失した幕張西第3公園のザイルクライミングには、焼失直後から復旧について地元要望が出されていて、今回、寄附により再整備することとなったが、公園リフレッシュ推進事業に1,300万円も出せないで、こちらには23億円も出すことには市民理解が得られない」と意見しました。
この公共用地取得事業の補正予算は、日本共産党以外の賛成で可決されました。
写真は通町公園を千葉神社方面を撮影したものです。周辺にはオフィスビルや雑居ビルがあります。もう1枚は公園の一角にたたずむ千葉常胤公の胸像です。
最新の画像もっと見る
最近の「千葉市政・議会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事